足立美術館 日本庭園の風景
日本庭園における造園技法のひとつである借景の手法が採られ、彼方の山や木々までも取り込んで織り成す造形美は日本一、そんな足立美術館に行って来ました。
足立全康氏自らが、この日本庭園のために全国から庭石や松の木などを捜し、専属の庭師や美術館スタッフが、完璧なまでの庭園管理で、しっかり毎日手入れや清掃を行っているのだそうですよ。
「庭園もまた一幅の絵画である」という足立全康氏の言葉通り、絵画のように美しい日本庭園は、国内はもとより海外でも評価が高いのだとか。
だからこそ、何時観に行っても、その時その時の可能な限り完璧な状態の日本庭園を観ることが出来る、本当に素晴らしくて凄い場所です。
逆に小生の写真では、完璧な日本庭園の風景が、上手く表現しきれなかったかもしれないと言った、残念な思いもありました。
何故カメラの撮影では、上手く表現するのが難しいのか、それは多分ですが、カメラが単眼だからだと思います。
人間の眼は、左右で観るからステレオ状態、立体的に観えるのです。
しかしカメラは単眼なので、立体的な表現が難しく、平べったいイメージにしか表現が出来ない、それが原因の一つかもって思っています。
また、画角がカメラと人間の眼では違うことも、要因だろうと考えますし、ピントの合い方も違う。
でも、それなりの風景写真は写せたのかなって、自己満足していますよ~
空はいつの間にか真っ白の曇り空から、少し濃い暗い雲になってしまい、雨もポツポツ、青空だったらな~とは想いましたが、直射日光のキツイ白飛びや濃い黒影が出来なかったことも、幸いだったのかも知れません。




