500 TYPE EVA Cafe
帰りも水中翼船の高速船トッピーに乗船で、鹿児島まで戻ります。
高速船以外にも、屋久島に行く方法として、貨客船とフェリーがありました。
貨客船はいびすかすは、鹿商海運が運行している貨客船で、谷山港(鹿児島) ~ 西之表港(種子島) ~ 宮之浦港(屋久島)の間を運航しています。
航海速力は17ノット、時速約32キロだとか・・・
フェリー太陽は、屋久島町が運航しているフェリーで、本村港(口永良部島) ~ 宮之浦港(屋久島) ~ 島間港(種子島)の間を運航していますよ。
今は新造船のフェリー太陽Ⅱが就航していますが、航海速力は15ノット、時速約28キロだとか・・・
やはり高速船の時速約83キロは、3倍ほど早いスピードですから『赤い彗星』じゃないですが、驚きの速さですよね。
今回は九州新幹線のさくらで、博多駅まで乗車です。
博多駅からは名古屋駅止まりの終電1本前となる、新幹線のぞみの指定席が予約してあったので、乗車までの待ち時間に、博多駅でお土産(明太マヨネーズ等)を買い、軽く夕食を食べることにしました。
この名古屋駅止まりの『のぞみ』に乗り遅れたりすると、在来線に2回乗り換えて、今夜中に自宅に辿り着けない。
そうなると、行けるところまで行って、その後はタクシーを拾うしかないので、大変面倒なこととなるのですよ~ 翌日は仕事ですから・・・
当時は、JR西日本(西日本旅客鉄道)が、アニメ映画の「新世紀 エヴァンゲリオン」とのコラボ車両「500 TYPE EVA」を運行していたのです。
コラボの一つとして、博多駅新幹線改札内には、期間限定で「500 TYPE EVA Cafe」がオープンしていました。
Cafeの入り口で、表示されているメニューと価格を観て見ると、色々とコラボの工夫は感じられましたが、少し強気の価格設定でしたね。
Cafeでは夕食を食べませんでしたが、Cafeの外からお客さんの顔が写り込まない位置で、記念に写真だけ写して来ましたよ。
今は期間限定で「ハローキティ新幹線」として、真っ白な新幹線にリボンが巻かれたピンク色の、とてもキュートな新幹線が運行されていますから、気になったらネットでググってね~。
この500系新幹線は、JR西日本が独自開発した唯一の新幹線車両です。
JR東海が開発したN700系新幹線と座席数が違うために、JR東海の新幹線座席予約システムを簡素化するとか統一化するとかの理由で、残念ですが東京駅~新大阪駅のJR東海区間を走ることが出来なくなってしまったと聴いています。
あと何年500系新幹線が、新大阪駅~博多駅の区間を走行するかは判りません。
残念なことですが、本形式の残存6編成のうち4編成を、2026年度末までに用途廃止することが、JR西日本より発表されています。
例え走行性能やデザインが他を圧倒する程にピカ一であったとしても、利便性や共通性に負けてしまい、使ってもらえないことがある、良い例だと思います。
昔のビデオテープ、βとVHSみたいな関係ですかね~
録画画質自体はβの方が優れていたのですが、VHSの分かり易い録画時間2時間で21時からの映画が丸々録画出来るに負けたんですよ~
こうして屋久島の撮影旅行は、無事終了しました。




