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白谷雲水峡

 翌朝も宿周辺の宮之浦港辺りの岩だらけの海岸を撮影した後、今度は白谷雲水峡しらたにうんすいきょうに向かいます。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

 屋久島の山々は、樹齢1000年を超える屋久杉があるなど、鬱蒼と樹々が生い茂り、苔むす森林となっています。


 中でも白谷雲水峡しらたにうんすいきょうは、人と森林のふれあいの場としてレクリエーションの森に指定された屋久島自然休養林であり、体力に自信がない方でも気軽に樹齢1000年を超える屋久杉等の大自然を観に行くことが出来ます。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 森林内は、珍しい地床植物(シダ、コケ類)で緑に覆われており、アニメ映画「もののけ姫」の舞台のイメージの源となった、幽玄な世界も観ることが出来ます。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 屋久島の原生的な森林を観賞できるスポットとして人気がありますから、例え一番距離の短い30分の手軽な散策コースであっても、歩いてみる価値はありますよ。


 手軽な散策コースならば、整備された遊歩道なので、スニーカーでOK!


 ただし、他のコースの場合は、足元が悪く滑りやすい場所もあるので、トレッキング用やハイキング用の靴を履くことが無難です。


 トレッキング用の靴だと、足首が固定されるタイプで防水性と透湿性を備えた靴がお薦めです。


 カットが高い靴(履き口が高いもの)であるほど、足首のサポート力は高くなり、足が靴の中でずれたり、バランスを崩した際に足首を痛めることを防いでくれます。


 また、急な雨対策用で、安価なものでも良いので、必ず雨合羽やレインポンチョを持参することをお薦めします。


 実際に私も白谷雲水峡を散策中、しっかり雨に降られてしまいましたから、雨合羽が役に立ちました。


 雨が降り出すとカメラが出せず、風景写真が撮れないので、少し残念な思いをしましたが、雨が降る前と、雨が止んでいるときに、急いで写したりしながら、無事に歩き終えました。


 特に標高600mの白谷雲水峡入口から「苔むす森(旧称:もののけの森)」を経由し、標高1050mに位置する見晴らしの良い太鼓岩を目指す1日コースは、運動不足の方は普段からランニングや階段歩きなどを行なって、しっかり準備しておくことが必要かもしれませんよ。

 2km程の弥生杉コースであれば、難易度的には低いと思うのですが、他のコースは登山道もあったりして、途中でリタイヤなんて出来ないので、体力に余裕がないと非常に難しいコースだと判断くださいネ。

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