筑後川昇開橋
吉野ヶ里遺跡のある吉野ヶ里歴史公園に続いて、バスツアーの観光バスに揺られて到着したのは、佐賀県の旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)です。
国鉄の民営化前に佐賀線は廃線となり、筑後川を管理する当時の建設省からも撤去勧告がなされ、解体も検討されていました。
しかし地元では橋存続の要望が強く、1992年に日本国有鉄道清算事業団から大川市へ無償譲渡されのだそうですよ。
現在は線路等は撤去され、橋脚の修復や塗装の塗り替え、遊歩道に防水加工を施すなどの保存修理工事が行われて、観光歩道橋として活用されています。
さらに、橋の両端には公園も整備されて、大川市と諸富町のシンボル的な存在になっているのだそうです。
旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)として重要文化財および機械遺産に指定されているため、多くの観光客も訪れ、昇開橋が稼働する様子を間近で見学されています。
そんな筑後川昇開橋を、歩いて渡ってきましたよ。
間近で観る昇開橋が稼働する様子は、古さを全く感じさせないスムーズさと大迫力で、只々感動して眺めていました。
個人的には、せっかく公園の整備までしたのだから、線路等は撤去せずに残して、両岸の公園間を往復周回する、時速10~15km程度のスピードでゆっくりゆっくりと走る、小さなトロッコ列車的な観光列車を走らせたなら、楽しいだろうにと思いつつ、写真を撮影してきました。
昇開橋を散策やウォーキングが出来る時間と、公園の観光列車が走る時間を決めたら、良かったのにって思ってしまいましたよ~
いつかは、ライトアップされた筑後川昇開橋とその周辺の風景を観て見たいな~と想いつつ、帰宅の途につきました。
今回の佐賀県の遺跡や遺産巡りの旅は、特に何のトラブルらしきものもない、本当に平穏な3日間でした。
今日は大晦日、2024年も今日で終わりですね。
私の拙い作品を読んでくださった皆様におかれましては、2025年が2024年よりも更に素晴らしい年であることを願っております。
2025年も可能な限り投稿していきますので、よろしくご愛読の程お願いいたします。




