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千手千眼観世音菩薩 蓬萊橋 風鈴の小道

 旅行仲間達と、大井川の『蓬萊橋』(ほうらいばし) を歩いてみようとの話がまとまり、早速、出かけることが決まりました。

 蓬萊橋だけでは、物足りないので、他は何処に~と、静岡県内限定で追加で観光する場所を話し合いです。


 焼津の千手千眼観世音菩薩が祀られている大覚寺、袋井ある可睡斎の風鈴まつり、三島スカイウォークなど、行きたいところが色々と出てきました。


 今回は日帰りなので、あまり欲張らずに最初に出た2カ所を追加して、出かけることに決定です。


 お盆休み期間なので、高速道路の渋滞を心配しましたが、東名高速道路は混んでいるものの、運良く渋滞で滞ることなく、焼津インターチェンジに到着しました。


 最初の目的地は、千手千眼観世音菩薩が祀られている大覚寺を参拝です。


 大覚寺の入り口には、千手観音の功徳が記された看板がありましたので、一応拝読させていただきます。


 私の軽~い頭では、覚えられるはずもないので、写真も撮っておきましたので、ここにも書いておきますね。


 千手観音は正式には「千手千眼観世音菩薩」。


 千という文字は具体的な数ではなく、無量無辺を意味していますから、人々のあらゆる願いを叶え、生きとし生けるもののすべてを悩みから救ってくれる慈悲の仏さまで、別名「大悲菩薩」とも呼ばれています。


 両脇からでている脇手は大願を成就させる法力をもち、それぞれの持物は、人々の願いを叶えるための道具。


 また、仏さまが膝の上に組んでいるのは「禅定印」で悟りをひらいたときの手。


 そして胸の前で合掌している手が、礼拝する人の心を受けとめ、願いを受けいれ、脇手に法力を発揮させる千手観音の中心となる手です。


 見上げれば、7m近い高さから微笑みかける優しいお顔と金箔の輝き。


 人々のあらゆる願いを叶えてくれる法力をもつという、仏さまの前で、静かに合掌すれば、あなたもきっと、何かの力をいただけるはずです。


                      焼津千手千眼観世音菩薩

 

 千手観音は全珠院の本尊です。


 平成十五年(2003年)本尊は新たに、千手観音の大仏となりました。


 従来は、鎌倉時代の仏師・湛慶の作で知られる京都三十三間堂の丈六千手観音が最大のものでした。


 したがって、この像高4.2メートル、仏頭1.8メートルの仕上がりは、じつに750年ぶりに出現した大仏様式で日本一大きな千手観音です。


 と解説的に書きましたが、本当にすっごく大きくて金ピカで、綺麗な仏さまでしたよ~


 参拝して、仏さまの前で、静かに合掌してきました。


 写真の撮影もして良いとのことでしたので、写させていただきました。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 焼津千手大観音御分身お守りも受けてきましたよ。


 大覚寺の参拝の後は、焼津さかなセンターで昼食と、お土産購入です。


 次は大井川の蓬萊橋を目指し、再び東名高速道路を大井川焼津藤枝スマートインターチェンジまで走ります。


 蓬萊橋ほうらいばしは、静岡県島田市の大井川に架けられた木造橋。


 橋脚の構造は鉄筋コンクリート製、渡し板はすべて木製の有料橋で、歩行者や自転車のみ通行できます。


 「897.4 mの長い木橋」にかけて「厄なしの長生き橋」とも言われるそうな。


 1997年に「世界一長い木造歩道橋」としてギネスブックに認定されたらしい。


 法律上は農道に分類され、島田市役所農林課の所掌らしいですよ。


 維持管理のため、通行料金は大人100円でした。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 次は袋井の可睡斎を目指し、再び東名高速道路を大井川焼津藤枝スマートインターチェンジまで走ります。


 可睡斎の境内では、日本の伝統的な寺院文化を継承しながら、新たな夏の風物詩を皆様に楽しんで頂けるようにと、遠州三山風鈴まつりが開催されていました。


 山門から本堂までの「風鈴の小道」には、約2000個の色とりどりの江戸風鈴が吊るされ、涼しげな音色に心洗われる祈りの道となっていてましたよ。


 風が吹くと色とりどりの短冊がくるくると舞い、しゃらしゃらと鳴っていました。


 残念ですが、南部鉄の風鈴のような涼しげな澄んだ音色の「チィリィ~ン チィリィ~ン」では無かったですね~


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 境内をすべて周り、史跡、見どころを回ると数時間は絶対に必要とのことだったので、参道から「風鈴の小道」を通り本堂だけ参拝して、後は「風鈴の小道」の写真撮影をして、帰途につきました。

 別の日に撮影した『蓬萊橋』を渡り切った南側から撮影した写真がありましたので、添付します。


挿絵(By みてみん)

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