阿寒湖~弟子屈~標津~羅臼
北海道の撮影旅行も5日目、ついに日本のほぼ最東端です。
阿寒湖の温泉宿を朝食後直ぐに、チェックアウトです。
今度は永山峠を越えて東に走り、羅臼を目指します。
阿寒湖畔と弟子屈町を結ぶ阿寒横断道路(国道241号線)の途中にある、双湖台との名の展望台がとても綺麗だった。
綺麗だったので、早速、駐車場にレンタカーを停めました。
駐車場から展望スペースに登り、深い森を見下ろしてみます。
手前側に北海道のような形の湖『ペンケトー』と、奥側にひっそり『パンケトー』と呼ばれる青く澄んだ水を湛える小さな湖が、深い森の中に見えましたよ。
ちなみにこの二つの湖、もともとは阿寒湖とつながり『古阿寒湖』という一つの大きな湖とのことでした。
今から約15万年前に『古阿寒湖』の中央から雄阿寒岳が噴出して、今の形になったらしいですよ。
双湖台から3kmほど進むと、今度は双岳台があります。
ここの駐車場では『阿寒の夫婦岳』ともよばれている『雄阿寒岳』と『雌阿寒岳』そして『阿寒富士』を、頂上までくっきりと眺望する事ができました。
永山峠を降りると、また田園風景が広がるようになり、遠くに『摩周岳』が観えて来たので、レンタカーを安全な場所に停めて、摩周岳を背景にして写真を写します。
今回は摩周湖方面には向かわずに、東進し一路海を『標津』を目指しました。
そして気に入った綺麗な田園風景を発見すると、すかさずレンタカーを停めての撮影です。
標津まで走って行くと、気になる施設『標津サーモン科学館』を発見、早速施設の中に入って見ました。
標津サーモン科学館は『サケの町 しべつ』の『サケの水族館』で、サケ科魚類と標津周辺に暮らす魚たちを、いっぱい展示していましたよ。
地上約30mの高さの展望室からは、知床連山、国後島、標津川など標津周辺の雄大な景色が見られました。
標津サーモン科学館を見学した後は、国後島を右側に望みながら、知床半島の海岸道路をひたすら北上し、羅臼を目指して走ります。
到着した羅臼では、職場等へのお土産用として、買い物をすることにしました。
軽い・嵩張らない・甘くない・長期保存がきくとの理由だけで選んだ『おしゃぶり昆布』を、大量に買い込みましたよ~。
理由は簡単、飛行機の手荷物制限『20kgまで無料』が、頭をよぎったんです。
羅臼町の中心市街地にほど近い海抜167mの高台にある羅臼国後展望塔から、国後島の雄大な姿を一望することができますとの観光案内を観て、行って見ることに。
羅臼国後展望塔の施設内には、北方領土問題を解説した、展示コーナーもありましたね。
展示資料等によって、北方領土問題を理解していただき、返還運動の皆様のご理解とご参加により、一日も早い北方領土の返還を目指すために開設しておりますとのことでした。
でも私が感じてしまったのは、この距離なら国後島から、ロシアの自走砲の砲撃が、簡単に羅臼の街にアッサリ届くな~でした。
日本側はまったくの無防備状態ですが・・・
※現実に戦車、装甲車、各種火砲、対空ミサイルなどが国後島には大量配備されている
現実の話として、今、ロシアはこじつけの本当に身勝手な理由で、ウクライナに戦争を仕掛け、ウクライナ侵攻しています。
噂では、日本に北海道に侵攻するプランもあったとのことですから、その場合は、国後島がロシアの最前線基地となるのです。
考えて見れば、日本に弾道ミサイルを向けている国が複数国存在する。
日本を敵国として、攻撃対象としている国が、陸続きではなく海を隔てているとは言え、ロシア・中国・北朝鮮と3国も隣接しているのですから、本当に困ったものです。
日本の自衛隊には、弾道ミサイルの飽和攻撃に対する、対処方法・対処手段が未だに、皆無なんですからね。
先日のガザからイスラエルへの、ロケット弾飽和攻撃を思い出してみてください。
迎撃ミサイルでのロケット弾迎撃が、全く追いつかなかったでしょ。
日本には限定的にしか、迎撃ミサイルの配備はされていないし、配備されている数も本当に少ないし、性能の劣る古い旧式もあったりするのです。
国連の敵国条項を都合よく解釈して盾にして、本当に何時攻め込まれるか分からない。
東アジアって、実は世界一の危険地帯なんですよ~ 全く新聞やテレビでは報道されないけど。
これが今の日本の現実なのですよ、憲法9条では国は絶対に守れません。
早く憲法改正して、自衛隊を本当の意味で、確実に国家防衛が出来る組織にして頂きたいものです。
侵略戦争がしたい訳ではなく、憲法でしっかり国を守るための、専守防衛のための武力を認めてもらいたいのですよ。
他の作品の宣伝です。
この『撮影旅行よもやま話集』以外にも、『日常生活よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~
『みてみん』には、まだ小説に添付していない写真もあったりします。




