絵を描く人も一緒に写す
新緑や紅葉黄葉の季節ではなく、夏の上高地に旅行仲間達と4人で旅行に行きました。私にとっては、写真撮影の旅行ですが・・・
旅行仲間達に「久しぶりに夏の上高地に行かないか?」と聴いてみます。
皆さん、「暑い中を4時間も5時間もかけて、ひたすら歩くのはイヤだ」とのこと。
ならばと、大正池から上高地温泉ホテルまで行き、ゆっくりゆったりと温泉に浸かって、河童橋まで行き橋を渡って、バスターミナルに至る短時間ルートで提案してみました。
「往復歩くのはイヤだけど、片道を歩くだけならば好いよ」とのことだったので、上高地に行くことに・・・
上高地に到着すると、バスターミナルまで行かずに大正池の前でバスを降りてしまいます。
大正池の中にある枯れた樹は随分と少なくなり、いつまで立っているかなって思いつつ撮影しました。
大正池~田代池と撮影しながら歩き、田代橋・穂高橋を渡り、梓川の川岸の道をウェストン碑の方向に歩いて行き、上高地温泉ホテルに到着。
ホテルの日帰り温泉にて、朝から温泉を楽しみ、遅い朝食も喫茶コーナーで美味しいカレーを食べましたね。
カレーを食べて、また汗が出てしまったので、あ~温泉と朝食の順番が逆だったと思いましたよ。
温泉の泉質は、単純温泉(弱アルカリ性低帳性高温泉)
効能は、胃腸病・皮膚病・精神病・疲労回復・運動機能障害 等 とのことですよ。
温泉と朝食に満足した後は、ウェストン碑を通過して、さらに河童橋方向に歩いて行くことにします。
そこには、梓川の砂が集まって小さな川洲のような状態になっていて、人が歩いて渡って行ける場所があるのです。
その川洲のような砂浜からは、梓川の先に焼岳が障害物も無くて綺麗に観えて、撮影に適した場所となりますから、今回もそこで撮影することにしました。
早速、その場所に行ってみると、綺麗な絵を描いている最中の先客が居ました。
折角だから、絵を描く先客に、顔は写さないからとの条件で、絵と絵を描く後姿を入れた写真を写すことの許可を貰ってしまいましたよ。
梓川と焼岳の絵を描く人の姿の構図で撮影してみましたが、描かれている絵も既に半分以上色が塗られているので、好い感じの写真となりましたね。
上高地の撮影の最後は、河童橋近辺で写す、梓川の先に聳え立つ夏の穂高連峰の山々です。
今回は早めに上高地を後にしたので、駐車場のある沢渡行のバスも待ち時間なく、スムーズに乗車出来て、まだ満席で無く空いていました。
そして、次の目的地は乗鞍高原です。
乗鞍高原は冬にはスキー、春には水芭蕉、秋には紅葉黄葉で何度も何度も訪れていますが、夏にはあまり訪れていません。
今回はバッハアルプ湖との名が付いた人工池、スイスの同名の湖のように乗鞍岳の頂を映し込む素敵な池とのことだったので、早速、撮影してみました。
でも時間が既に午後と言うこともあってか、水面が細かく波立ってしまっていて、乗鞍岳を綺麗に映し込む写真を撮影することは、残念ながら出来ませんでした。




