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谷川岳 大雪渓

 以前に書いた日本酒の「大雪渓」を写真仲間達と楽しく飲んだ時のお話ではなく、初夏に谷川岳の『大雪渓』を観に行った時のお話ですよ~。

 時間軸では、日本一のモグラ駅『土合駅』を写しに行った数時間ほど前になりますね。


 谷川岳ロープウェイ駐車場から、一般車輛通行禁止の国道291号線の林道を歩いて、舗装されている国道の行き止まり地点の『谷川岳一ノ倉沢』を目指します。


 谷川岳ロープウェイ駐車場から少し歩いた所にある、谷川岳山岳資料館から一ノ倉沢までの約3kmを運行している、谷川岳電気ガイドバスもあるのですよ。


 歩いても1時間弱程度ですが、ご高齢の方や足が不自由な方でも一ノ倉沢の絶景を観ることができるのですから、何とも至れり尽くせりのハイキングコースですね。


 後で聞いた話だと、電気ガイドバスにはガイドさんが乗車していて、谷川岳の大自然を楽しく説明してくれるらしいです。


 ブナの木、植物、岸壁、天気、豪雪、雪崩、動植物など多岐にわたり谷川岳の説明があってとても良かったとのことで、結構楽しめたそうです。


 一ノ倉沢には約20分で到着するし、料金はガイドさん付きで片道一人500円ですから、絶対それ以上の価値があったとのことですね。


 ブナの原生林を抜け、川辺と山際の林道を歩く気持ちがいいハイキングコースなんですから、当然私は歩いてのハイキングですよ。


 一ノ倉沢までは全て舗装された林道で、ロープウェイから歩くと、最初のヘアピンカーブで多少の登りはあります。


 その後はほぼ平坦な道のりで、危険な場所もないので、スニーカーやウォーキングシューズでも大丈夫です。


 ところが、電気ガイドバス以外には車が通らない林道を一ノ倉沢目指して歩いて行くと、道脇の草むらからスススっと『蛇』ヤマカカシ?が出てきました。


 ヤマカカシ?に遭遇以降は、万が一があるとイヤなので、絶対にヤマカカシ?を踏まないように噛まれないようにと、林道のほぼど真ん中を歩くことにしましたよ~。


 1時間ほどマイペースで歩いて行くと、ブナの間から突然現れる一ノ倉沢の大雪渓のある風景は圧巻でした。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 初夏の残雪なので、大雪渓の雪は枯枝や枯葉、土やホコリで汚れてしまっていますが、それでも最高の被写体です。


挿絵(By みてみん)


 早速、私は写真撮影を始めましたが、大雪渓の上を一ノ倉岳に向かって奥へ奥へとトレッキングしていくと『滝沢の滝』が観えるとかで、滝下を目指す人もチラホラ居ました。


 でも落石・落氷があったり、深いクレパスもあるそうですから、アイゼンもピッケルもしっかり準備していないと、『滝沢の滝』の滝下まで行くのは無理そうでしたね。


 可能な限り大雪渓をトレッキングしている人達が写り込まない場所、より綺麗に写せる構図を探しての写真撮影です。


 そのため、大雪渓の入り口付近、ほんの数百メートル程度ではありましたが、大雪渓の雪の上を歩く必要はありました。


 大雪渓の入り口付近ならば、落石も落氷もクレパスもありませんが、雪はカチカチの圧雪で氷に近い状態となっています。


 簡単に靴に装着ができるタイプの、簡易型スノースパイクしか装着していない私の靴では、少しの斜面でもツルツル滑ってしまいました。


 そのため、三脚の石突を尖った状態にして杖代わりに使って、転ばないようにとゆっくりゆっくりと移動しての、写真撮影場所探しでした。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 今回は何とか残雪の上の枯枝や枯葉等を避けて、谷川岳大雪渓の写真撮影が出来ましたが、固まった雪の斜面を歩く場合は、簡易型のスノースパイクではなく、絶対にアイゼンが必要だと痛感しましたね。

 街中で少し積もった程度の雪道を歩く場合には、簡易型のスノースパイクを靴に装着した方が歩き易いし、携帯するにも便利なんですよ~。



 他の作品の宣伝です。


 この『撮影旅行よもやま話集』以外にも、『日常生活よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~

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