ラッピング電車
東海道本線の石山駅から京阪電気鉄道の石山坂本線に乗り換えてるために、京阪石山駅に行くと、カラフルな絵柄のラッピング電車がホームに入って来ました。
京阪電気鉄道では、カラフルな絵柄のラッピング電車が色々と走っているようで、すれ違う電車の中には、違う絵柄のラッピング電車を観ることもあり、紅葉の写真撮影だけでなく、チョットばかり楽しみが増えた気がしました。
カラフルなラッピング電車は、絵柄がアニメの『響け!ユーフォニアム』や『ちはやふる』でしたから、京都府や滋賀県を舞台設定としているため、地元の京阪電気鉄道がコラボ企画でアニメのPRをしていたのだと思いますが、最近は様々なラッピング電車を、彼方此方の鉄道で見かけるようになりましたね。
ラッピング列車で有名なものだと、山陽新幹線で『ハローキティ新幹線』が各駅停車の500系こだま号をラッピング&内装変更で、可愛いピンク色のハローキティワールドに変身させて、今はほぼ毎日1往復の運行をしています。
大井川鐡道で期間限定運行されている『機関車トーマス』でも思ったことですが、鉄道旅行に従前とは違った新たな価値が出来た、生まれたのだと思いますよ。
石山寺での紅葉の写真撮影のために終点の石山寺駅で下車したのですが、折角だからと石山寺駅に停車している『響け!ユーフォニアム』のラッピング電車を、乗車した記念にと写しておきました。
石山寺駅には鉄道むすめ『石山ともか』と名前が書かれた、等身大?の駅員コスチュームのイラストボードもありましたよ。
鉄道会社はそれぞれ色々と工夫しながら経営しているのだなと、この時には感心しましたが、自衛隊や三重交通の時もそうでしたが、擬人化する絵柄の扱いやデザインに細心の注意をしないと、直ぐにクレームが届くのだそうです。
世の中には、自分のことは棚に上げてしまい、他者のあら捜しやクレームを入れたくて仕方がない方々が、大勢居るんですよね。
経済発展のためにも、文化を停滞させないためにも、人の心にはある程度の余裕と寛容さが必要だろうにと、チョット呆れてしまいます。
しかし、クレームを入れる方々にも思想・信条の自由は憲法でも保障されていますので、周囲にあからさまな迷惑をかけない限りは、仕方がないことなんでしょうかね。
でも、今は誰でもが情報発信者、ネットを通じて簡単に『主張や意見』を情報拡散出来てしまうのです。
それも『匿名』で、『誹謗中傷』や『詐欺』、『嘘の噂』的な情報発信までするのだから、恐ろしいのです。
本当にやり難い、面倒くさい世の中になったものだと思います。
今はたぶん違うデザインの、アニメ『響け!ユーフォニアム』や大河ドラマ『光る君へ』等のラッピング電車たちが、京阪電気鉄道で観られると思いますよ。
ハローキティ新幹線に乗るには、1日に博多⇔新大阪1往復だけしかありませんから、チョット大変ですね。
でも500系新幹線は2027年を目途に引退するらしいので、乗車できるのもあと数年だけみたいです。