駿河台 富士合掌門
富士山の写真撮影には、何回通ったでしょうか?
多い時には年10回以上も通っていましたから、富士五湖など富士山に隣接する市町村の富士山が間近に観える地域での写真撮影だけでも、もしかすると100回を超えて通っているかも知れませんね。
それこそ浜名湖の湖畔から観えた、大井川鐡道への途中で観えたなんて、遠くから富士山の写真撮影をしたのまでをカウントしてしまえば、確実に200回以上になってしまうことでしょう。
そして同じ場所にも何度となく通った訳ですが、何年か経って行ってみると、樹木が大きく成長していたり、建物が建ってしまったり、造成されてしまったりで、綺麗に写真撮影が出来なくなってるなんてケースも多々あります。
今年は、河口湖町のコンビニの屋根の上に観える富士山を観に来る観光客の迷惑行為やマナー違反で居住する住民とのトラブルが絶えず、車道と歩道の間に黒い目隠しの幕を設置することとなったとの非常に残念なニュースもありましたから、自分だけでもルールを守った写真撮影や観光を心がけようと思った次第です。
でも私の感性・美的センスでは、このコンビニ駐車場で大勢の観光客がいる場所で富士山の写真撮影をしようなんて、絶対に思いませんし、絶対にしませんよ。 ※あくまでも個人的な感想・意見です・・・
御殿場市の駿河台にある富士合掌門も、10数年ぶりに行ってみると、チョットばかり残念な状態となっていました。
以前に写真撮影した時には、鳥居に『富士合掌門』との名称が書かれた立派な扁額がありましたが、取れてしまっていて有りませんし、柱に書かれた赤い文字も色あせてしまって、チョットばかり残念、いいえ非常に残念な鳥居の姿となっていました。
逆に左側に観える『天下第一峰』と書かれた大きな石碑は、彫り文字が白く塗り直しされているものですから、チグハグ感が強調されてしまって、更に残念感が増してしまい、何とも中途半端なんです。
それでも折角年賀状用にと考え、富士山に冠雪した雪が紅色に染まる風景を、日の出の時間帯に遠路はるばる写真撮影に来たのですから、1枚も写さずに帰る訳にはいきません。
日の出でで淡い紅色に染まった富士山を鳥居の中に入れて写真撮影しながら、この場所を管理しているであろう方に対し、駿河台の鳥居を見栄え良くなるよう、しっかり修理してくれないかな~と思ってしまいました。
富士山の写真を題材にした写真年賀状は、自分で富士山を写真撮影しに行くようになってから、ずっと続けているので、もしも年賀状を受け取った誰かが保存していてくれたならば、ちょっとした個展が開けてしまいそうな枚数になります。
残念なことに、私の手元に全ての年賀状写真が残っている訳では無いので、どの富士山をどの年の年賀状にしたのか、今となっては確かめようもありません。
でも、自宅でパソコンプリントするようになってからの分は、加工データがある程度残っていましたので、今は同じような写真を使わないように確認しながら作成するように心掛けています。
なお、『撮り鉄』の方向けには、富士山ではなくて鉄道写真の年賀状にしています。
たぶん今現在は、周辺の樹木も更に大きくなっているでしょうし、鳥居も更に劣化しているのではないかと思います。
追伸
現代ファンタジー的なSF小説、全9話を11月29日から12月7日まで、毎日6時10分に9日間連続アップ中、本日ラストです。
小説のタイトルは『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』ですよ~




