恐竜モニュメント
北陸新幹線が敦賀駅まで開通したことに伴い、今では名古屋駅と敦賀駅の間でしか特急『しらさぎ』は運行されていません。
在来線は第三セクターが運行する、ハピラインふくいのハピラインふくい線になってしまいましたから、新幹線を利用しない方達にとって、今後不便にならないことを願うばかりです。
朝10時から開始される15社程が集まる会議に出席するため、出張で福井県まで行くことになり、早朝の出発で、名古屋駅から米原駅までは新幹線『こだま』に、米原駅から福井駅までは特急『しらさぎ』と乗り継いで乗車して行きました。
早朝は特急『しらさぎ』が名古屋駅発で無いため、10時の会議に間に合わせようとすると、自宅の最寄駅からの出発だと、たとえ始発に乗ったとしても、名古屋から新幹線『こだま』を米原までの乗り継ぎに使うプラン以外には無かった、そうしないと米原発の特急『しらさぎ』に間に合わ無かったんですよね。
福井駅で特急『しらさぎ』を下車してホームに降りると、ホームのベンチに何だか奇妙な白いものが座っています。
何だろうとベンチに近づいて観ると、なんと座って本を広げた状態の『恐竜のモニュメント』で、後ろの看板には『恐竜王国ふくい』なんて書いてありましたよ。
とりあえず福井駅まで来た記念にと、出張時でも常に持ち歩いているコンパクトデジタルカメラで、ホームの乗客がいなくなるのをしばらく待ち、『恐竜のモニュメント』を写してから改札に向かいました。
福井駅の改札を出て駅前ロータリーに行くと、今度は大きな『恐竜のモニュメント』が鎮座していました。
彼方此方工事中だったので、ここの恐竜の写真は写さずじまいでした。
それ以外にも駅周辺には、通路にあるベンチのど真ん中に『横笛を吹く像』が座っていたりするなど、様々なモニュメントがあるちょっとばかり風変わりな街でしたね。
ベンチのど真ん中に座る『横笛を吹く像』に、思わず「これじゃ~ベンチに座れないじゃないかー!」と声が出てしまいました。
観光・宣伝のために色々と考えて、良かれと思って様々なモニュメントを設置しているのでしょうから、モニュメントが邪魔でベンチに座れないからと言って、福井県や福井市とは無関係の私がとやかく言うことではありませんが・・・
今は北陸新幹線の開業とともに、福井駅も駅前ロータリーも綺麗にリニューアルされ、恐竜がたくさんになって中々楽しいそうですね。
追伸
現代ファンタジー的なSF小説、全9話を11月29日から12月7日まで、毎日6時10分に9日間連続アップ中です。
小説のタイトルは『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』ですよ~




