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裏の《百物語会》 ― 人魚のはなし ー  作者: ぽすしち


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海と浜

こちらさま企画に参加まにあわせたくどうにか書いたけどまだしあがっていないはなし。

設定ゆるふわ。テキトーな方言もろもろ、ごようしゃください。

さいごまで薄目でごらんください。。。。。



 一、




   ざざん、と波がうってはひいてゆく。



 そんなものをずっとみて、目の前には海があって、そこでくらすのがあたりまえだと生きてきた。






 ちいさな浜だが、親方である漁師は漁場をさぐるのがうまく、男たちはよほど海が荒れないかぎりはいつも船をだし、なにかしらはとってもどってきた。


 女たちは岩場の海藻や貝をとり、おとこたちが漁からもどるのをまち、そのうちとしのちかい男と夫婦めおとになる。



 しっているのは、この浜と、伝っていった近くの別の浜。



 ときおり、みたこもないものが流れ着いたりして、これはどこか遠くのクニの船だとか親方が教えてくれる。


 たまに、沈んだ船からながれついた死人だったり、死にかけのひとが流れ着くと、ほかの浜にも知らせに行って、村長むらおさといっしょに役人にもしらせにいく。


 


 「あー、またなにか流れてこんかねえ」


 タキちゃんはいつもそういって海をみわたす。



 あたしは、なにも流れてこんように、と海をみわたす。







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