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【第2章 まえがき】編者注記
第1章では、「なめくじ」という列車名が、初めて会議に登場するまでを描いた。
第2章から先は、そこから遡ること数年。まだ「なめくじ」の「な」の字もなかったころの、技術者たちの戦いと日常にスポットライトを当てよう。
ある者は、長年の夢を実現するために。
ある者は、安心と安全のために。
またある者は、自らの満足のために。
方向性は違えど、それぞれが最高の情熱と拘りをもって、高速鉄道という巨大なパズルのピースを創り、そしてはめ込んでいく...
しかし、ここにいる全員が、この列車が「なめくじ」と呼ばれるようになることを、まだ知らない。




