表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
第七章 ●演者:染谷大吉
50/172

その4 江戸前の握り④

もちろんね、

メニューはね、

お任せですよ。


大将がね、その日の朝に仕込んだネタで考えてくれてますから。


ええ、もちろんお任せです。


でね、一品目の握りは何だと思います?



何とね、

焼いた鮭なんですよ。


それも海苔で巻いたね。


ビックリしますでしょ?


普通の江戸前の発想じゃないですよね。


一発目から度肝を抜かされましたよ。


江戸前の常識をこうも崩されるとはね。



そりゃあ毎日満席ですよね。



こうね、

大振りで、

脂の乗った鮭がね、

たまらないですよ。


握りもまた凄い。

口の中でほどけるほどける。


硬くもなく、柔らかくもなく、

米が口の中で踊るんですよ。


そして海苔ね、パリパリとね、一度炙ってるですよ。


礒の香りどうにもこうにも。



いや~

幸せですね。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ