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忘神の国の吟遊詩人  作者: azyl
序章
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プロローグ ー吟遊詩人の独り言ー

また目覚めたね。

何度目だろう。


新しい器に宿り十数年。

今回は目覚めに時間がかかったかな。

でも古くて淀んだ魂には、少しでも強い魂が混ざる方が良いだろうね。

まぁ、僕には関係のないことだけれど。


『神の箱庭』に、また物語が生まれようとしている。

永遠を断ち切るために再び名乗りを上げる男と、全てを捧げその隣で踊り続ける悲しい女。

そして何も知らず巻き込まれてゆく神の落し子たち。


この物語をまだ誰も知らない。

見ているのは僕だけだからね。


さて、謳おうか。

これから始まる神殺しの詩を。


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