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メンズグループのオーディションに女だけど応募したら、推しと同じグループになっちゃった。  作者: タッピー


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5/7

忙しい日々の始まり

アー写の撮影は問題なく終わり、その日は解散となった。俺の推しが横で撮影してる時は「オーディション受けてよかったぁ。」と思ったよ。だけどその後は大変だったよ。

明後日からボイトレ開始、同時に仮歌が届く。5日後にはデビューライブの構成会議、2ヶ月後にはもう本番のレコーディングだ。その間も毎日ダンスレッスンと自己紹介動画の撮影があり、4ヶ月目にはMV撮影と衣装フィッティングが待っている。毎日投稿でファンを掴みながらレッスンし続け、6ヶ月後には会場入り。


正直、ギリギリなスケジュールだった。その間学校もあるし休み時間も振りの動画をチェックし、勉強時間を減らさなくて済むように隙間という隙間をすべて注ぎ込んだ。デビューライブは1番注目を集めやすい勝負の時だ。俺はなんとなく始めたアイドル活動だったけれど、レッスンしている間に本気まじになっていた。その努力が報われてなんとか良いライブができた。


______そして今に至る。

親に許可も取ってるから、今日は打ち上げを満喫するつもりだ。俺はお茶、みんなはお酒を飲みながら雑談をしていた。お酒事情はというと・・・。

我らがリーダーである栄虎えいこ、えこくんはモエ・エ・シャンドン通称モエと呼ばれる少しお高いお酒を2杯ほど飲んでいる。2杯目の半分くらいで眠そうに羅潔に(らけつ)寄りかかり始めているから、お酒に強いというわけではなさそうだ。


寄りかかられている羅潔はビールを5杯ほど飲んで呂律が回らず、普段なら気にするはずの「自分が汚いから周り全てを除菌」という意識がなさそうだ。寄りかかるえこくんを放置して、前にいる東狐とっこにベラベラと話しかけている。


絡まれ続ける東狐自身はビール4杯目にして顔色1つ変えていなかった。あの顔はまだまだ余裕そうだったし、打ち上げでも素をださないところから俺は少し苦手な意識がある。羅潔のことは完全に無視して「あかっち、ありがと〜」と、舟音あかねが焼いてくれた肉を食べている。


舟音はというと驚くほど酒豪だった。数え切れない量のビールジョッキを空にして、ようやくほろ酔いという感じだ。「おれんち大家族でさ〜、よくお兄ちゃんのおれがこうやって焼いてたんだよね〜。なつけぇ〜。」と昔を思い出しながら、トング片手に話している。


そして俺の推しである、朔仁さくじはギャップ萌えがすごい!俺の横の席で顔合わせの時も思ったけど俺はついている・・・!さっじーはいつもクールで無口だが、お酒に弱い。想像を超えるほど。

さっじーは今____。

「んん〜。えいたぁ〜。」

「っ〜〜〜!」

俺に甘えてきている!スリスリしてくる、可愛い・・・!

でもメンバーになった以上、推しという感情は捨てないといけない。これからは男同士の仲間だ。メンバーの仲が良いグループは普通にしていることだし、ハグしても問題ないはず!そう、この人はメンバーです。友達だから良いんです。

「えいたは握手会のとき、ファインプレーだったね〜。」

「・・・っ。」

褒められて、俺は一人照れくさそうに微笑んだ。


_____「そろそろ解散しよっか〜と言いたいが、こいつらをどうするか・・・。」

気がつけば栄虎、羅潔、朔仁は、ほぼ寝てしまった。明日はライブ2日目だというのに、こんなんで大丈夫か・・・?

家の場所も知らないが、放置するわけにもいかない。

「じゃあ僕の家、泊まる?」

東狐の提案に俺は夜の街に声を響き渡らせた。

「え、え〜〜〜!?」

今回は皆の「お酒のギャップ」を書いてみました!

主人公の瑛太(瑛華)は、大好きな推しである朔仁のことを「これからはただのメンバーだ」と言い聞かせて必死に理性を保とうとしています。

ですが、アイドルグループにスキンシップはつきもの……(笑)。あんなふうに甘えられたら、瑛太じゃなくても理性が揺らいじゃいますよね。読者の皆さんも、瑛太のことを優しく見守ってあげてください!

ちなみに今回、余裕そうだった東狐はテキーラのショットを50杯以上には飲むことができて、まだ底がしれないという裏設定があります。いつか酔った姿が見れるのでしょうか?

酔いつぶれた3人と、突然のお泊まり会。次回もお楽しみに!

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