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悪役令嬢の兄に転生した………と思ったら、実は俺が悪役令嬢だった。〜悪役令嬢にはなりたくないので妹を健康にして悪役令嬢を辞めようと思います〜  作者: 遠藤 凜
本編(リーフィルク視点) 悪役令嬢と化す俺

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番外編1 女の子ってどうやるんだ…?

お母さまに初めて女装させられた日、あれは今でも覚えてる。あの日、言動を女の子らしくと少し特訓させられた。

「フィル、いえ、フィー、まず女の子みたいに喋ってみて頂戴」

急にそんな事言われても出来るわけがない。なので前世の妹の口癖を言ってみることにする。前世の知恵を活かせる時が来た…!

『ねぇえまじで!!ほんまにやばいってwww…………とか?』

流石にこれはいけてr…

「なにそれ、まじで?やばい…?なんかの呪文かしら。でもこれだけは言えるわ。不合格!0点、いや、それどころかマイナスつけていいなら-500点よ!どこが女の子らしいのよ!」

-500点…!?これはどう見ても

『明らかに女のk…』

「どこが?はぁ、女の子の基準がおかしいわ…。どこにこんなのがいるのよ。まぁいいわ。とりあえず、練習するわよ。」

遮られた。てか、地球に似たようなのめっちゃいるのに〜。地球に送り出してやろうかな。そしたらきっと学習して帰ってくるはず。送り出し方分かんないけど。

「いい?まず、私の言う事繰り返してね」

いわゆるRepeat after me.ってやつだな。発音がお悪い英語の先生に限って格好つけて言うもののまじ気持ち悪い発音になるやつ。るぃぴぃぃーつあふちゃーみーぃ。みたいな感じ。

「ようこそお越しくださいました、皇太子殿下。私はメルフィーナ・アイルハートと申します。以後お見知りおきを」

嫌だぁ、てかなんでメルの代わりしなきゃいけないの…?嫌だな〜…なーんて…言えるわけないよな。もうここはいっそ…

『え、お母さま、私はメルじゃないでしょう?リーフィルクですよ?』

「はぁ、だからさっきから言ってるわよね、あなたはフィーの代わりをするのよ。馬鹿な真似はしないでよね。それより!繰り返してちょうだい!!」

覚えてないからそれっぽいの言っちゃえ…!お嬢様口調で…!

『でっ、殿下、いらっしゃいませでございますですわ〜おほほほほーですわ〜、あたくし、メルフィーナですわ。よろしくですわ!おほほーですわ』

お嬢様はですわとかおほほーとかつけていたら完璧過ぎるよ…自分の才能が怖いぜっ…✨️フッ…(自惚れ)

「わー、すごいわー…!」

やっぱり俺って…て・ん・さ・い?いやぁ、そんな褒めても何も出………

「ここまで酷いなんて逆にすごい。最悪ね。もうあなたは皇太子殿下の前で一言も喋らないでちょうだい」

天才すぎて同性でも惚れちゃうもんなぁ、そりゃ、喋ったら…………って、え?そんな…俺の聞き間違いだよな?うん、きっとそうだ!

『わぁお母さまにそんなに褒めてもらってとってもはっぴーでございまするですわ』

「はぁ…、なんだかとっても将来が不安になってきた…」

お母さまが少し考えて言った。

「ですわとおほほー言わないで。それとあなたは名前だけ紹介して。もちろんフィーの方よ」

『…メルフィーナ』

「…はぁ……メルフィーナ・アイルハートと申します。でしょ。ほら言ってみて」

『メルフィーナ・アイルハートです』

「まあそれでいいわ。あとは私と話しているときよりちょっと丁寧くらいで話して。もう時間がないわ。行くわよ。準備はいい?」

『もちろんですとも』

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