表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/45

33)再登場!?

 


 皆さま、タスクくんですよ。再登場なのです!!


 大事なことなのでもう一度、繰り返してみました。

 そう決して、更新の時差の為じゃありません!←本音は察してくださいm(__)m



 すみません。つい、動揺こうふんのあまりサツキちゃんの中から叫んでしまいました。

 はい。ここは冷静になりましょう、私。

 すぅーはー。一度深呼吸してって、できないですよね。私、幽霊ですもん! コホンっ。



 という理由で、満を持しての再登場?

 ヒーロー!?は、遅れて現れる??


 なんて幽霊の私が言っても説得力なんて皆無でしょうが・・・・・・。

 まぁ、兎に角。タスクくんの乱入・・で収まりつつあった現状がかき回されることは間違いないと思うんです。

 幽霊による『予言者』真っ青の“予告”です。えっへん!

 なんてことを考えていたのが、良かったのか悪かったのか。気が付いた時にはサツキちゃんのすぐそばまで、少年たちが迫っていました。

(おおうっ。ぽっちゃんも)


「ん? ぽっちゃん??」

(そう。 『ぽっちゃん』 ほら、ぼっちゃん+ぽっちゃり=ぽっちゃん)

「ぐふっ! ははははは『ぽっちゃん』 あはははっ、ぼっちゃん+ぽっちゃりでぽっぽ。くはははっ」

 幽霊な私のおとなき『声』が聞こえたらしいタスクくんだが、どうやら私の答えがツボに入っちゃたようだ。

 ところでサツキちゃんがきょとん? としているように思えたのは私の気のせいでしょうか。

 いまだ苦しげに、でも楽しそうに闖入者は爆笑中です。遠慮も何もなしに。

 幽霊わたしの声が聞こえたとしてもあえて聞こえないふりを、主にぽっちゃんこと郁くんのためにしていただろうユキちゃんからの冷たい視線や、多分心情ではなく能力的に聞こえていなかっただろう郁くん。

 けれどタスクくんの不用意な発言の所為で、幽霊わたしからの命名・・を聞かされ『ぽっちゃん』呼び確定か!? な、郁くんは現状orzな状態でいるのに気を留めることなくタスクくんの発作は収まらない。あきれたユキちゃんがポカリと小突いても。

 まぁ、大人な佐々木何某なにがし氏は理解っていて放置なんでしょうが。


 だが、この状態こんらんの責任は取らない!! だって私、幽霊だもん。

 生きている方、あとはよろしく! ええっと、一応手は合わせておきます。

 ――合掌。



 って、幽霊なのに変かな?

 でも、気にしない。


 と!


 ゴチンっ



 痛そうな音がしました。

 ガクブル・・・・・・。アツ娘さん見参!? です。

「まーたこの子は、懲りないわね」

 ふふふっ。なんて、そのすてきな微笑みが眩しいですアツ娘さん。

  

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ