城南大学便り 恐怖です恐縮です
城南大学発行されているある冊子に、先日の小学生を非難した論文についての申し開きが書かれていた。ティラノザウルスよ、君はスーパー戦隊とかでもいい扱いを受けていたではないか……。
なんだよこれバカなんじゃねーwww
ティラノザウルスは前のめりの姿勢だったことにずーっと気づかなかったから、直立していたって子どもにも教えるなんてさ。昔の恐竜の絵で覚えていた人がもったいないねー
え、それをもとに「怪獣」ってもん作ったの? 文化って変なことから生まれるもんだねー
あら、でもこういう姿勢の形ってカッコいいっちゃカッコいいね、人間って生き物の想像力はおもろいわー
……とまあ、例の月面事故を救った、かつてクエストハイパーという人体実験を行っていた連中が恐竜の遺伝子から記憶だけ蘇らせることに成功した結果、記憶をインプットしたコンピューターからこんな言葉が返ってきたらしい。
「今となっては分からない」ことはよくあることだけど、過去からはこんな文句を言われてしまうのは、我々にとっても大発見だな。世界的な日本人監督として評価された黒澤明も、『侍の一日』という映画を作ろうとしていたが、侍の生活をリアルに描こうとしたけどその情報が足りなかったから、諦めて『七人の侍』を作ったらしい。剣術とかではなく、まさか生活面でそういうことになるとは、未来のその様子を見た侍も驚くかも知れない。
科学でも文学でも、不明瞭な過去はこんな事態を巻き起こすのか……新たな学びをここで感じた。
そんな中で、我々城南大学では、まだ見ぬ未来にも目を向けた学生を募集中です。
以前我々は、とある小学校の先生をけなすような論文を載せてしまいました。外部の人間に書いてもらった論文なのですが、あまりに軽率であったと反省しております。過去から学び未来を目指す――この気持ちを、また新たに肝に銘じたく。




