Cランクダンジョンがある街 カプーゼ
野営を挟んで馬車はモッツェール男爵領内に入った。
「ゼロちゃん、昨日はお楽しみでしたか?」
「なんで疑問形?」
「ほら〜ゼロちゃんのテントにみんな集まってたし、そろそろ誰か1人くらいとやったのかな〜ってお姐さんはそこが知りたいのよ」
テンションが高すぎるリョウに困惑しかない、誰にも手を出してないヘタレで〜す。イェーイ
「リョウは経験豊富だろ、身体の相性とかどうわかんの?」
「身体の相性は3回のOOxで分かるみたいよ、あとはキスね、キスした時の感触がどうとか何かの記事で読んだことあるわよ ゼロちゃん、お姐さんとキスしてみる?お尻なら使ってもいいわよ」
「拒否で」
絶対に嫌だ、掘る側も掘られる側も嫌だ、オカマ恐怖症になるって
「そういえば道中、モンスターに遭遇したか?」
「してないわね、盗賊なら『投擲』で始末しておいたわ」
顔に当たれば頭がぶっ飛ぶ威力の『投擲』だもんな
「これってやっぱりあれか?」
「スタンピードの兆候ね」
ゲーム時代、スタンピードが発生する時、兆候として普段現れるモンスターを全く見なくなる。今がそれと全く同じ状態でスタンピード発生源はダンジョンからが多い、あとはモンスターしかいない大樹海や海、砂漠などもある。
「シロウが踏んだストーリークエストに参加するのは気が引ける」
「これが本来のNamelessHunterよ」
シロウをストーリークエストの主人公と当て嵌めれば俺たちはスタンピードに参加するプレイヤーの立場になるな リョウが言ってることは間違えていない
ガールズサイド
馬車の中では女性陣たちは大きな溜息を吐いていた。
「なんで寝る時に寝袋事、結界張るのかな」
「ミーティアさんなら結界を破壊出来ましたよね」
「出来るけど、ゼロが起きるから無理だよ~最近、ローレルからの当たりが強いの気の所為?」
同じ寝袋の中で添い寝しようとする者、寝ている間に既成事実をと考えている者がいた。
「夜這いしかありませんわ」
「私とローレルは失敗してるけど」
「添い寝しましたよ」
「ミーティアは新しい男でも探せばそれこそ『魔法馬鹿』とか」
「あれだけはないよ、あんなロリコンの変態死んでも嫌だよ、トーカこそ、ゼロを諦めれば?レイヤーと推しの関係ってやばくない」
「一夫多妻婚は認めてられていますわ」
「シャル、今はそんな話しをしていないんだよ」
トーカとミーティアが睨み合っている時に外からゼロとリョウの話し声が聞こえて来たため全員、耳を澄まして聞いた。
「3回で決まるのですか」
「キスでも相性が」
「寝ているゼロにしたことあるけど」
「トーカ、戦争かな」
「トーカさん、抜け駆けですわ」
「私もやれば良かった」
馬車はCランクダンジョンが街の外にあるモッツェーラ男爵領にある街、カプーゼに到着した。
リョウが門番と話し中に入れた。
「早速、宿ね、厩舎がある宿を教えてもらったからそこに行くわ」
「馬たちも頑張ってくれてるしな」
馬車を引いてる2頭は声を鳴らした。
「この子たち、賢いみたいね」
「バトルホースの血を引いているみたいだな」
『鑑定』で調べた。
「馬なら、ウォーホースや天馬よね」
ウォーホースはバトルホースの進化先、天馬はペガサスの進化先、個人的にはスレイプニルなんだが神馬だ、滅多にお目にかかれない
馬車は厩舎のある宿に到着、リョウはフロントで手続きをしている。
「馬車の移動ってしんどい」
「身体がバキバキ、ゼロ、マッサージ」
「ローレルにしてもらえ、マッサージ上手いぞ」
「ゼロさん、胸が凝りましたわ 揉んでマッサージしてくださいな」
「ローレル、お姉ちゃんにマッサージして上げて」
「分かりました。お義兄様」
「ちょ、ローレル そこはダメ、あん、らめぇ〜」
「お姉様、まだまだこれからです。」
あの姉妹仲がいいな、シャルは道のど真ん中でエッチな声を出すのをやめろ
「みんな、終わったわよ どうなってるのこれ」
「見ての通りだ、部屋に行こうぜ」
リョウは3部屋取っており、宿代はそれなりに掛かるみたいだ。
「私はギルドで情報収集してくるわ 夕方には戻ってくるわ」
「俺の方は店でも回るか」
「ゼロ、私たちも行くわ」
俺にはトーカとミーティアついて来る。
「私たちはリョウお姐さんについて行きますわ」
「依頼の方も見ておきたいです。」
2組に分かれて行動を開始した。




