ミーティア火起こし始める
馬車で移動するが車のようにはいかない、引いてる馬も生き物だから休憩は必要になる。
昼食のタイミングで休憩に入る
「ゼロちゃん、お水をだしてちょうだい」
「おう『ウォーター』」
桶に水を入れて、馬の飲み水に
「ミーティアちゃん、はいこれ」
「リョウ姐さん、これって」
「原始的な火起こしよ、魔法職なら口から手を出してでも欲しがるスキルを覚えれるわ」
「や、やるしかない」
ミーティアは火起こしを始めたが俺たちは昼食の準備に取り掛かる。
「ローレルちゃん、お肉を叩いて塩コショウをお願いね」
「はい、リョウ姐さん」
いつの間にかシャルもローレルに適応していた。出会って半年くらいは馴れなかったな、キレるとおっさんだし
「ゼロちゃんは火を出してちょうだい」
「おう、リョウ あれはどうするんだ?」
「待っていてもお腹が空くだけよ」
トーカとシャルは馬の毛づくろいをしながらご飯を食べさせている。
あれ?俺だけ暇じゃん
「リョウ、手伝えることは?」
「ゼロちゃんには夕食を作ってもらうから別にいいわよ」
周辺を『探知』を使って警戒だけしておく
「みんな、ご飯出来たわ〜」
全員集合して昼食を食べる、肉を焼いて挟んだだけのパンだが肉に厚みがあるからボリュームがスゲー
「リョウ姐さん、火起こし難しいよ」
「あら〜ゼロちゃんは1時間で出来たわよ」
「昨日、やったぞ 手の皮がボロボロになったぞ」
「ゼロが覚えたスキルは?」
「教えたら面白くないだろ」
昼食後
「ゼロちゃん、野宿の時お風呂はどうしてたのかしら」
「普通に風呂釜を作って入ってたぞ」
「一家に1人ゼロがいると便利よ」
「あら、ゼロちゃんの理性は凄いのね、こんなにも可愛い子がいっぱいいるのに」
「え、何言ってんだ限界ぶっ飛んで隠れて自家発電してるぞ、あと10年は色々したいからな 避妊薬とかあるならいいけど、身体に悪い薬しかないだろ」
「避妊薬はとても高価な物ですわ、身体にも悪いのは事実ですし、飲んだ女性が死亡した事例もありますわ」
「シャル、教会で売ってたりする?」
「はい、教会の資金源の1つですわ」
「外に出すしかないだろ」
「ゼロちゃん、女は愛してる男の物を中に入れないと満たされないのよ その結果が妊娠に繋がるんだけど」
「リョウ姐さん、経験あるの?」
「私も若い時はやりまくったわよ」
ちょっと気になる、リョウの若い頃の話し
馬車に乗り込み、再び出発した。
ガールズサイド
「ゼロのタイプって長身の巨乳エルフでしょ、私だよね」
「ミーティアさん、低身長で胸の大きさは私と同程度ですよね 私は今は成長期なのでお姉様みたいになれるはずなので」
「ぐぬぬ」
「ミーティア、どっちみち何か足りてないのよ、私はゼロに触らせたわよ」
「トーカは結婚後のビジョンが見えないでしょ」
「皆さん、甘いですわ 私なら今すぐにでも孕めますわ」
「元聖職者がそんなこと言うのはひくわ」
「シャル、子作りは計画的にだよ」
「お姉様、ドン引きします。」
「ゼロちゃん、愛されてるわね」
「俺はベアトリーチェでもいいんだが」
「あの子、強かったわね 今なら仲間に出来るかも知れないわ」
「仲間にしたらしたで吸血され続けるのはちょっとな」
「こっちではどうなるか分からないわよ」
「そうだな」