職業どうしょっか
トーカと教会に着いた。
ゲーム時代のままなら最初の職業は教会で授けてもらえる ちなみに3〜4ほど候補から選ぶんだけどね 職業のレベルを上げてクラスチェンジを繰り返す そこは完全にやり込み要素だ
トーカについて詳しく説明すると名字は知らないが名前は桃香 年齢は多分年下で会社員、趣味はゲームとコスプレ コスプレイヤーとしてはそこそこ有名らしい俺も隠れてフォローしてたりする。
長く同じゲームしてたら男女の仲とかに発展するんじゃねってか?ないない 付き合ったら遠距離恋愛から始まるだろ 俺の好みは綺麗で巨乳、トーカは乳はギリ合格ライン、見た目は可愛い系なんだよ 仲の良い女友達これがしっくりくる
「トーカは職業どうするんだ?」
「ゼロは剣士か戦士でしょ、ヒーラーとか魔法使いはMPの節約を考えないいけないから向いてない、アーチャーも矢を買うのがね 前衛職かな」
「けっきょく全部、育てるつもりだろ」
「そこはゲーム通りにいかなかった時を考えないといけないから」
ゲームではなくこの世界に転移したことを忘れていたな、死んだら終わりだしな
「悔いのない選択をしていかないとな」
「たまに格好いいこと言うのやめてよ」
教会に入り、シスターに話しかけられた
「教会になんの御用でしょうか」
「俺たちは職業を授けてもらうために祈りに来ました。」
「こちらへどうぞ」
教会に設置されている女神像まで案内された。俺とトーカは片膝を着き祈るようにすると頭の中で声と職業の選択が
俺の場合は戦士、剣士、シーフの3つ、1番使い慣れているのは剣士 剣士を選んだ
勇者という職業もあるが勇者は大器晩成タイプで育つまでに時間が掛かりすぎるのと習得できるスキルも他のスキルで代用できるため雑魚、虚無魔法並に人気のない職業だったりする。
「終わった?」
「終わったぞ」
「次に行こう」
教会を出る前にシスターにお布施を払ってから出た。
「剣士にしたぞ」
「私はアーチャーかシーフで悩んだけどシーフにしたよ」
俺もトーカもお金だけは最初から豪遊出来るくらいある 理由は分からない
店で装備を整えて、泊まる宿の確保、夕食
「明日から依頼受けるでしょ」
「早く慣れたいしな、他の仲間も探したい」
「それは分かる、種族によってスタート地点は違うから当分先の話になるわ」
俺はゼロしか作ってなかったから知らなかった。
「元の世界に帰れないとすればお店を持ちたいかな、あとは結婚したい」
「結婚願望あったんだ」
「結婚願望くらいあるわよ、ゼロはどうなの?」
「やっぱエルフの彼女が欲しい」
「ゼロって、エルフ好きよね」
「美人が多いからね、吸血鬼も悪くないと思う」
「ならベアトリーチェを彼女にすれば?」
ゲーム時代の吸血鬼のボス、ベアトリーチェ エロいドレスにデカい乳しかも揺れる 『孤高の狼』フルメンバーでボコった覚えがある 男メンバーは揺れる乳に興奮、女性メンバーはガチで殺しにいってたな
「今の俺たちだと瞬殺されるのがオチだぞ」
「それもそうね」
夕食はマジで美味かったいつも画面越しでめちゃ美味そうだった飯を食べれた、あまりにも美味すぎて俺もトーカも泣いてしまった。
「明日、7時に下で朝食よ」
「ダメだったら起こしてくれ」
「逆に頼みたいわ」
それぞれ別の部屋に泊まった。
魔法書があれば魔法を覚えることが出来るがケープの街にそんな店はない、魔法書も初級でも3万はする。
魔法書とスキル『書き写し』とモンスターから採取出来る魔石を液体にした『魔液』があれば魔法書の増産は可能だがそれはゲーム時代の話で通じるか分からない
明日からの冒険のためにベッドで眠った。