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街人  作者: 橋本樹実
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天才の街

次は天才の街だって帆咲。

「天才の街?」

「我が町では誰でも天才になる可能性があると考え、そのような教育を行っています」

と町長は言った。

そうなんですね。

「誰でも天才になれる可能性か……。風雨は天に抗ったものが天才だから当てはまるね」

「その話はするな! あれは本当に大変だったんだから」

「聞かせてよ」

「稲妻に打たれた」

「それだけ?」

「断片的にしか覚えていない」

「ふうん。そうなんだ」

「次の街だ」

「もう少しゆっくりして行こうよ」

「駄目だ」

「はあい」

帆咲達は次の街に向かったのだった。


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