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激昂

※今回は【直接的な暴力シーン】です。そのようなシーンが嫌いな方及び精神的に落ち込んでいる方は【絶対に読まないでください】。

将軍はク◯野郎という事実を把握したら、他のページや作品へどうぞお進みください。

※この小説の舞台は「古代◯ーマ風の架空の帝国」です。史実とは相違があると思いますが大目に見ていただけると幸いです。

※この小説の主人公は「彼女」です。

その日の宴は、彼女にとっていつにも増して地獄だった。

普段から威圧的な将軍が、あからさまに不機嫌を撒き散らしていた。

将軍が飲む酒の量も、いつもより増えていた。


そろそろ彼女が持つ酒の壺が空になるという所で、将軍は彼女の腕を掴み、強引に乱暴に引っ張り、彼女の部屋へと連れて行った。


彼女の部屋に着くなり、将軍は彼女を床に投げ捨てた。


彼女は察した。ネックレスのことで怒っているのだと。


「お前、あのネックレスはどうした…?」

ビリビリと空気を震わせるような低い声で将軍は彼女に問うた。


彼女は逃げ出したかったが、将軍が入り口付近に立っていることもあり、逃げることなど不可能なことを悟った。

彼女は震えながら、観念して衣装箱の底に隠していたネックレスを将軍に出した。


壊れたネックレスを見た将軍は、怒りで我を忘れ、気が付いたら彼女の首を絞めていた。


彼女を途轍もない苦しみと恐怖が襲う。パニックでろくに考えられない。

そんな時に彼女の耳に届いたのは


「高価…ネックレス…のか!」

断片的な将軍の言葉だった。


…ひょっとして、本妻様への贈り物…?


「ごめ…な…さい…」

彼女が首を絞められつつもなんとか謝罪をすると、ようやく将軍は彼女から手を離した。


彼女は床に崩れ落ち、ゲホッゲホッと咳込んだ。


それを見た将軍はハッとなり、彼女の部屋から無言で出ていった。


女召使いが彼女の側に駆け寄り、彼女が落ち着くまで背中をさすった。

彼女は「殺されかけた」という事実をやっと把握し、大声を上げて泣いた。


そんなに大事なネックレスなら、私の部屋に置いていかないで欲しかった!

彼女は心からそう思った。

はい、

まずは、超絶胸糞展開なのにも関わらず最後までお読みくださった方々、ありがとうございました。


今回で読者の皆様方にもハッキリと伝わったと思います。

「将軍の主人公に対する感情は愛情ではない」と。

まともな人はいくらキレたとしてもここまでしません。


はああああ、できる事ならタイムスリップして主人公を悪役将軍から逃がしてあげたいっ…!(※この小説はフィクションです。)


今回は超胸糞展開でしたが、実は次回も今回と同じくらい胸糞です…。


お知らせですが、メイン活動の漫画の創作が始まるので(個人的な趣味だけど…)、また更新まで間が空くと思います。でも余程のことが無ければ必ず戻ってきます。結末までストーリーラインは出来ているので。どうかよろしくお願いします。また来ていただけたら幸いです。

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