46話 王の資格
遅くなってすみません!本日も宜しくお願いします!
読んでくれてありがとうございます!若干修正しました
漆黒の甲冑のゴブリンキングとのチャンバラが、加速してゆく。
互いの弱点を狙い定め斬り込む、相手の得物が狙う場所は分かる。ゆえに、防御可能。
使い続けて、レベルが上がっている初級忍術は今や中級を超えて上級へとレベルアップしている。実戦に勝る練習は無い、ということか…。
あと、ダンジョンでひたすら実戦してるのもあるかもしれん…魔力的なやつが身体に馴染んでアレする感じ。
紅い光の剣が唸りをあげて俺様に迫る。
柳で受け流しつつゴブリンキングの首級を狙うが、鎧兜をフル装備してるので簡単には命に届く一撃は狙えない。火花をあげて俺様の一撃が黒い甲冑に弾かれる。
いい鎧だな…!真ホブレンジャーと言い、ダークサイドゴブリンキングと言い、なかなか装備にロマンが見え隠れするなぁ…向こうにもいい職人が居るみたいだな…。
仲良くしたいものだ。きっと力になってくれる!
そんな剣舞も互いに出尽くしてきた頃、互いに呼吸の乱れが出てくる、危ない一撃をお互い掻い潜りながらもそろそろ限界か…と思われるところにスルッとコバンポーションが差し込まれる!何と言うオートリジェネレーション!!
疲れる暇も与えてはくれないようだな!?
良いだろう、更に全力で行く!!
あ、ダークサイドゴブリンキングが萎れかけてる……ズッコいやん!?って?確かにな!!!!
またもやなんかスマン!!!!
燃え上がる剣がジェット噴射で加速する!疲労が限界のダークサイドゴブリンキングにコレを捌き切る術は既にない…。スマンな今回も俺様の勝ちだ。負けるわけにはいかんのだけどな!!マジで死ぬからこっちは!即死じゃなければコバンがなんとかしてくれるけどな!?!?
ゴブリンキングが光に還っていく。ソレを見送っているとアナウンスが聞える…システムさんだな…なんだろう?
『おめでとうございます!!ゴブリンキングが完全に服従を誓いました!!ゴブリンキングに名前をつけてあげましょう!!!!』
おう、マジか……ぇ?!ゴブリン王国の住民も倍!?
何と戦うつもりやねん俺様!?!?ゴブリンキングなぁ…名前…キング…王……。王…!
「サダハルで!」
光の渦が収束してゆく。
黒い甲冑の眼に光を宿し再び顕現するサダハル、紅く輝いていた光の剣は青い光に変わっている…。
暗黒面から解放されたようだ。
「コレカラハ…ソナタガ、ワレラノ君主!!」
サダハルとゴブリン王国35体が仲間に加わる。
基本的には俺様の影の中に待機出来るようだ。
大量に増えた怪人工房モンスター軍団…どうすんべぇと思いめぐらせていると コツコツ…と硬い靴音が響く
視線を向けると物凄く厨二スタイルのロングコート風白衣の銀髪のワカモノが姿を見せた…。敵か?
「…さすが兄さん……僕の完敗です…。」
「やっぱりお前だった…白銀……」
……?ぇ!?兄さん!?コバンが?!?!弟なの!?この厨二イケメンマッドサイエンティスト風のヤツ!?
コバンが語りはじめる…
「前回分身しておいて正解だった。ダンジョン内に分身を独立して運用してみたら面白いだろうとやってみたけど、やっぱり、ユニークモンスター化した。」
「コバン?どういうことやねん?」
シロガネはコバンの分身体であるが、スライムの核を持たせて分離することで一つの別個体として成長したらしい
コガネスライムから産まれたシロガネスライムというレア種になるらしい。
兄さんと呼んではいるが実質的には親子…?
クローン的な考え方をすると同一別個体になるのかね…?
「で?シロガネはなんでゴブリンのパワーアップなんかしてたん?」
「兄さんが、面白そうだからやってみろって…。」
「……コバン、お前が犯人か?」と、コバンを見るとふるふるしている。
いや、ドヤ顔いらんけど?
ともあれ、ゴブリン王国は戦力が倍増したし、シロガネも俺様についてくるみたいだ。本来のスライムボディに戻って俺の装備に擬態する。優秀だな…。
またもや、トリコ姫(爆笑)がアタマをかかえる事態になりそうだな。一層から殲滅戦をしながらおりてきた牙王とねこねこ忍軍と合流しドロップアイテムをコバンが収納して、本日の業務終了!!変身を解いて空腹感がMAXになるのでおにぎりなどを食いつつ一休みして地上へと向かう。いつもの様にポータルで一層入り口付近に戻ると買い取り所へと向かう。
「ただいまー、無事帰りました〜!」
「「「「「「「お疲れさまです!!!!よろこんでー!!!!」」」」」」」
?!?!
受付のテンションが、おかしなことになってる!?!?!?
「カイちゃん……みんなどうしたん?」
「差し入れがすごく効きましたねー!疲労も不安もポンと飛んでみんな元気になりました!」
………コバン?大丈夫だよね!?マジで大丈夫だよね!?!?コバンの口笛がきこえる…
「まぁ、セヤマさん、ともあれ上へ!すぐ行きますんで!」
「あいよー!」2階の特別室(笑)へ移動、喰うヤツが大量に増えたので肉は確保一択で、それ以外を分別して並べてゆくコバン。優秀。
同時に報告書も出力していくコバン。とても優秀。
そうこうしてるとカイちゃんがノックなしで飛び込んでくる…雑い。
「お待たせしました〜!今日もガッツリ買い取りします!」
「うん、頼むわー、軍団が倍に増えたから肉は確保で買い取り頼むわ。」
「また増えたんですか!?!?いったい何があったんです!?!?」
「ゴブリンキングが王国民を従えてわが軍門にくだりました…サダハル!!」
俺の影から、1/12スケールフィギュアぐらいの黒い甲冑につつまれたサダハルが召喚される。
コー、ホー…って呼吸音が響く。碧い光を放つ剣を抜きデモンストレーションを行うサダハル。
「セヤマさん、コレって?」
「ゴブリンキングのサダハルです臣下の35体のゴブリンと共に仲魔に加わりました!」
「際限なく増えるな…なんなんこの人……。国家転覆とかやるつもりなん?」
知らんがな…。
多分モンスターはエンタメに飢えてるんだろう、楽しんでもらえるならウチとしては面倒を見てやりたいし食い物に困るわけでもないからな。
なんなら、自分たちで狩りもできる奴らだし、心配はしていない。
「あ、あとコバンの分身から独立したスライムが仲魔になりました!シロガネ!」
装飾に擬態していたシロガネがスライムのカタチに戻る、
「メタルスライムですか?レアですけどスライム緑地でたまに発見されてますが……金属の輝きがなんというか……プラチナっぽい気がしますね……?」
「あ、シロガネはメタルスライムじゃなくてユニークモンスターのシロガネスライムって言うらしいわ。せやんな?コバン?」
ドヤ顔でふるふるするコバン。
顎がカクンとして目玉がこぼれそうなぐらいに開くトリコ姫。
またもや、やらかしてしまった。
退院しました!!引っ越し作業で忙殺されるというwマイペース更新お許し下さい!!!!
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