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過去を呪って、親を呪って
現時点の状況を、失敗だとして
その原因を探る行為は避けられないだろう。
私、俺、自分は何故、こうなってしまったんだろう、と。
そんな時に己が精神的に若ければ、その責任の所在を育てた大人に課す。
あるいは環境のせいにするだろう。
まあそれも用意したのはきっと大人なのだが。
赤ん坊の頃から今に至るまでしてきた行為の
どこまでが他人で、どこからが自分のせいなのだろう
たとえ世間一般からみて、自分の育ての大人が良いやつだったとしても
悪いやつだったとしても、それがどんな育て方をして、どんな環境に置かれたとしても
それが果たして自分にとって良かったのか悪かったのかは判断できない
できるのは。
なんとなく毒親とか崩壊した家庭とか、そういった統計的に教育に良くないと言えるだけだ。
ただ
誰かのせいにしないと気が済まなかった僕は
きっと心のどこかで、親のせいにしているのだろう
なんと無様で愚かなことだと、意識的に認めて
慰めて、勝手に納得して、それで済んだと思って
あまりに気持ち悪い
あまりに勝手だ
あまりに自分至上だ
クソくらえだ




