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第3話 良太がグループ入団

ある日、ママが良太と深夜にどこかへ行っているのを見てしまった私。何にも答えてくれないママが気になって私は、ついに後を着いていくことにした。着いていくとそこには大勢の集団が一体何が始まるのやら?

「良太起きろよ」なんか今までとは違った雰囲気だった。



「うっせぇな〜〜構うなよババァ」

強くなった良太がママに張り合ってるなんて信じられないっとまぁこんな感じでいつもと変わらない生活をしています。


 〜その夜〜


いつもなら買い物から帰ってきて夕食の準備をしているのに今日はママが9時過ぎても帰ってきません。


こんな事今まで無かったのにどうしたんだろうと思って待っていました。



しばらく待っているとやっとママが帰ってきました。


「ねぇなんでこんなに遅いの?」


すると、ママは私の質問に無視して

「今から晩飯作るからなぁ」といかにも聞かれてほしくないことから逃げているだけのように見えました。


結局何事も無かったように私は風呂に入りベッドに入りましたが今日の事が気になって眠れませんでした。そして、深夜2時過ぎになると・・・ 車のエンジンのかかる音がして1階に降りようと良太の部屋の前を通ると 良太が居ません。



まさかとは思ったけどママと良太は一緒にどこかへ行ったかもと心配していました。


それから帰ってくるのを待っていましたがいつの間にか朝になっていて何事も無かったような朝をむかえていました


つい、寝てしまった私は思いきってママに聞いてみることにしました。




「ねぇ、ママ?昨日良太とどこいっとったん?」


それを聞くと、ママは冷や汗をかいてました。


これは怪しいと思い、今夜また出かけると言っていたので私はついにママと良太が2人で何をしているのか突き止めることにしました。


危ない覚悟はしているけどなんかちょっぴり怖い


その夜・・・


私が寝たのを見計らって ママと良太は出掛けていきました。



私は、行こうか迷っていたけどやっぱり気になるから行くことにしました。



車で行ったから私には自転車で行くしかありません


40分くらいでママの跡を追っているとママの車は狭い道に入って川に出ました。


車からママ達がおりました。そこにはやはり良太がいました。


(信じられない良太までヤンキーのグループに入るなんて)


そんなことを言っている場合ではありません。


私は近くにあった公衆便所の後ろに隠れて見ていました。

これから一体何が始まるんだろう・・・


数分後にたくさんのなにやら黒いマントみたいなのをはおった女子と数名の男子がいる団体が集まってきました。


これを見て、私はやっと分かりました。ママと良太が深夜に出掛けていた訳が・・・それはこの喧嘩に勝つために


きっとママはこれで良太に強くなってもらってヤンキーにするんだわ。


なにはともあれ、いよいよ耳に響き渡るほどのが鳴りました。

それを合図に一斉に走ってぶつかり合い殴りあいをし始めました。



見てるといかにも痛そうで良太がこんなのに耐えられるのか心配していました。

それから勇ましい喧嘩は続き終わりの合図のが鳴りました。


ほとんどのママ達のグループは倒れていて血まみれになっていました。


ママははっぴみたいなのを相手のトップの人に渡していたけどあれは何を意味しているのか?



ママ達は先に帰ってしまって私は急いでウチに向かいました。



帰ってくるとママは私に「詩織、どこに行ってたん?」 私はなんと嘘をつこうか迷っていましたがこの際に聞いてしまおうと思い、素直に「ごめんなさい。」と言い、事情を説明しました。「私、見ちゃったの・・・ママと良太が喧嘩してるとこ。」



すると、ママは「とうとう、バレちまったか〜仕方ない正直に話そう」


「あれはな、ヤンキーが年に一度ヤンキーのトップのトップの座を狙う喧嘩をしていたんだ。あたいは、トップだったから・・・」「そのために毎日夜練習してたんだよ。」「内緒にしてて悪かったな。」



私は安心したけど少し心配していました。


良太はこれからも仲間入りしたからママと一緒に喧嘩に行くと思うと私は毎日が心配になってきました

次回は、ママがヤンキーグループをやめちゃうそして良太にも危険が一体何が始まろうとしているのか?

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