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ヤンデレスイーツ  作者: あいか
1/1

発見される

「お前、今日から俺のな」


私の進もうもしてた方向に足が現れダンっと大きな音を鳴らした

びっくりして足の方向を見ると

真っ黒の髪につり目の不良さんがいた


ここの学校の人ではないらしい

制服が違う

私はいつも下ばかりみて前髪が隠れいる。

が今はびっくりして不良の人を見てしまって

ので目があってしまった。

無理です。嫌です。帰ります。

心の中では言葉が出てくるのに

口は動かなかった。

その不良さんは私を抱っこして歩いた

私は今までこんなにびっくりした事なかった。

本当にびっくりしすぎると意識が飛んでしまうんだなと意識がなくなると共に思った


目が覚めると夢で、自分の部屋で寝ていた。

そうだったらよかったのに

私は今あの不良さんのアジトらしい所で不良さんと寝ていた

目が覚めると不良さんが目の前いた


え…どうしよ

私「榊原 みう」はどうすればいいかわからなかった。帰っていいかな?

ベットから降りようとしたらあの不良さんがガッチリお腹を抱きしめていた。


嘘でしょ。体の温度が下がっていく

逃げれない…?


「子猫ちゃん?動かない方がいいよ?お腹に巻かれてる力が強くなったら困るでしょ?」

ドアの所に茶髪の男の人がいた


「え?ここって」

「おい、みうに話しかけるな。減るだろ」


急に寝ていた不良さんが起きた

お腹に巻かれてる手を離してよ。


「ふふ、こんなあきら初めてでさっ」


「あの…私、帰りたいんですが」

最近声を出してないのか声が小さいのか大きいのか分からなかった。

人と話すのが怖い私にしては頑張った。聞こえてるかな?


「あきらってブスが好きなの?よく見たらあんま可愛くない」

そう言って部屋を出てった人

本当の事だから傷つかないけどさ。帰っていいかな

「あの、帰っていいですか?」


「俺のだから。だめ。一緒」


「私、家で」


「俺とここ」

話してる最中に返事を貰った

誰かも知らないし、身代金とか?!


「私家に誰もいないので身代金とか用意できませんよ?」


「いらない。みうが欲しい」


夢だ。そう思って寝ようとするけどさっき寝てたせいで寝れない…

そういえば、久々に人と話したな、人と話すのは苦手だけどこの人だと話せてる


きゅるる…

お腹が減った。そういえば、昼も食べてない

家でおかゆを食べようとしたのに

空腹には勝てず体を後ろの方向に変えて後ろの人を見てみる

穏やかに寝てる不良さんは普通の子供みたい

本当は起こしたくないけど

「あの、お腹減りました。家でご飯食べます」


「ん、家には何もないだろ。出前用意する」

目を眠たそうにトロンとさせながらこっちをみてた。男の人を間近でみたのは久々で恥ずかしい

目を下に伏せて落ち着くとふと思った

何でこの人私の家の事知ってるの?

「何で、私の事…」


「調べた。榊原みう。16歳大谷高校1-A出席番号15番学校での友達なし。3年前に両親他界。兄妹なし。好きな食べ物和食嫌いな食べ物なし。」


当たってる…今は探偵とかいるしな…


「みうが欲しくて調べた。寿司頼んだ。もう、くる」


ガラッ

「あきらー!ご飯きたよー!あれ?あきらって不眠症じゃなかった?寝てたの?」


茶髪の人は机にお寿司を置きながら尋ねてきた


「みうがいるから寝れる。お前がいると気配がして寝れない」

ギラッと効果音がつきそうなほど茶髪の人を睨む

「この女の子がそんなに気に入るなんてなー、まぁ、手に入れたばかりでラブラブしたいよね?じゃあね」とヒラヒラと手を振って出ていく


不良さんがこっちを向いた時にはさっきの怖い睨みはなかったけどあの睨みを見てしまったから怖くて体がビクッとする

そのまま私の所までくると私の体を簡単に持ち上げた


「わ、私歩けます!重いですし!」

恥ずかしいのとびっくりで言葉もめちゃくちゃ


「軽い。もっと食べないとだめ」

そう言って私達は机の所まであと少し

やっと、椅子に座れる

この男の人の近すぎる距離を離せれば嬉しい

服と服はくっついていて恥ずかしい

不良さんは先に座った。私を膝に乗せて


降りていいかな?椅子に座っていいよね?

あと二つある椅子はけして飾り物ではない。

私はもう一つの椅子に座ろうと不良さんから離れようとするけど手でガッチリホールドされ動きを封じられている

不良さんを見ればお寿司を手元に二つ持ってきて私の口に運んできた

美味しい!!思わず口を開けてしまったけど美味しい!!こんな美味しいお寿司は初めてだったゆいである。お寿司じたい高くて手の届かない品だったのに

怖い不良さん付きでも嬉しい

不良さんもお寿司を食べつつ私の口にお寿司を運ぶ。自分で食べようと橋を探すけど机の遠くにあって、手を伸ばそうとすると不良さんが「いらない。」と言い口にお寿司を運ぶのだ


誰かとご飯を食べるのも久しぶりで嬉しいと感じてしまう


みうは飢えていた。人とご飯を食べたり、話したりしたりする事に


学校の人は自分を傷付けるし、好かれていないし話さなくても大丈夫だった。だけど、家に帰っても誰も居なくて話せないのは淋しい

一体この人は何がしたいんだろ


不良さんを見ると微笑んでいた

さっきの怖い顔とは別ですごく綺麗だった


「みう、お腹いっぱい?もっと食べて」

ニコニコしながら聞いてくる不良さん


「もう、お腹はち切れそうです。」

少しニコとして不良さんに話した

不良さんは微笑みながら顔に近づいてくる


そして、私の口に触れたのだ

私はびっくりして何をされたのか分からなかった。動かない私にいっぱい口に触れる不良さんの唇

キス?されてる?

「ん、ちょ、ちょっと何してるんですか!」

押しても押しても動かない不良さん

力が強すぎて私の力ではビクともしない!

「あきら」

また唇が触れたり、離れたりを繰り返す

何?呼ぶの?

「あ、あきらさん?離れて!近いよ!」


「ん…みうが可愛いから」

ちゅと唇に触れてから離れる不良さんは少し色っぽくてドキドキする


「私って、家に帰れるんですか?」


「帰りたい?」


「はい」


「ここなら俺と居れる」


「出口はあの扉です」か?と言いかけたが


「だめ。」

ぎゅと力を強くする不良さん。痛い!


「こ、これって誘拐?」


「みう、いろ。あの家壊す?」


「え?!!壊す?!だめ!だめです!」

あの家は親が頑張って建てたし、思い出がいっぱいある!何言ってるんだこの人!


「こころにいる?」


「…」


「みう?」

甘い声で言う彼はその甘いだけで酷いことをしてる。



「何か苦戦してそうだから助っ人にきたよー」楽しげな雰囲気をもつ茶髪の人が来た

この人の言うことはハッキリ言うから少しホッとする。嘘はつかないから


あきらさんはチッと舌打ちしてた


「俺は、あきらの右腕と言われてる館 こうき!あきらはここらのヤンキー達をまとめる頭みたいな?

俺らはあきらに憧れてついてきたらまとまってたのかな?だから、あきらの一言でみうちゃんのお家も壊れたりするだよ?それに、あきらがみうちゃんの家に行ったらそこの家壊されちゃうんかもなんだよね?だから、優しいあきらは俺らの倉庫に連れてきたんだよ」



あきらさんってやっぱり危ない人なのか…

逃げようとしてもあきらさんの腕の力が強すぎて動けない


「私の服と教科書取りに行きたいです」

ムッとした顔であきらさんを見まる


「勿論。今から行く」

私を持ち上げたまま動こうとするあきらさん

「歩けます…」


怖いけど伝える。人と話すのが苦手な私でもこの人にならまだ言えるから。不思議と


「近くにいると安心する」

顔をスリスリするあきらさん

さっきから私の意思が通らなくてムッと

眉をよせて見つめる


「あきらさん」ジーーーーーーー


ただ、降ろしてと目で訴える


「みうからキス…」


折れてくれたみたいで、頬にキスをすると降ろして手を繋いぐ。さっきのよりましだからそのまま歩くとあきらさんはくっついてくる。


悪い気はしないのでそのままにすると館さんが「あきらがゆうこと聞くなんてすごい。」とすごくびっくりしてる


館さんを相手するのは面倒だからそのまま歩


下に降りるといっぱい人がいた

ずらっと道が出来てあきらさんと館さん以外皆頭を下げていた

怖い…



あきらさんと繋がっている手に力が入ってしまった。あきらさんを見ると私を見てから回りの人の方をみて言った


「これが俺の大事なみうだ。傷付けたら殺す。」大声でないのに透き通った声で低く忠告でもする様に言う


「「うぃっす!!」」

男達の綺麗にそろった声は迫力満点!怖いよ!!


そろった声は怖すぎてあきらさんに抱きついてた。気付いた時にはお姫様抱っこされていた

余計目立って恥ずかしい!!

勘弁してよーーー!!涙が出そうだった…




16年間住んでいた家の前にいた

教科書も思い出の品も少し持った

服は買ってくれるらしい

館さんが「こんなダサい服を着た奴をあきらの側に置けない」と言ったらあきらさんに殴られてた。

この家は壊させないという保証もしてもらった。だから、行きも車で帰りも車にすぐ乗ってから家を見つめる。

誰かがここの家にあきらさんがいた事がバレたらここの家を壊される確率が上がるからだ。


そんな怒らせる様な真似をする人は減ったけどいるらしい。恐ろしや


「みう、もう逃げられない。人質もとった。逃げたら壊すよ。逃げないでね」


頭の中で響いている

そして、目が閉じてきた

この感覚は意識がなくなる時のだ

あきらさんの唇が近くにあったのが最後にみたものだった



目が覚めて知らないベッドにいた

夢じゃない。出来るなら私の家の布団の上だと嬉しかったのに

と思いつつお腹に巻かれてるあきらさんの手を見つめる

「学校…あきらさん!」

今は朝の5時だった。昨日気を失ったまま朝を迎えたみたいだ。


あきらさんを起こして服の場所を教えてもらい向かい、制服を確保するとあきらさんがお風呂の場所を教えてくれる


急いで準備するとあきらさんがごはんを作ってくれた。席に座って食べようとすると腕に触れふれるギリギリまで席を寄せてきた。


ご飯を一緒に食べて食器を洗う

そうして、あきらさんはお風呂に入りに行った。私は教科書の準備をしてテレビをみていた


私ここの場所知らないからどうやって学校に向かえばいいか分からない。

あきらさんが出てきたら聞こうかな。

そう思い待ってると、ジャンプーの匂いがするあきらさんがいた


「あきらさん、私ここから学校の行く道知らないよ?」


「問題ない。車で送る」


「そんなの悪いよ!道さえ教えてくれれば」


「変な奴に捕まったら困る」


「私家族いないし、身代金ないよ?」


「俺が払う。どんな事があろうと助けに行く。死ぬと分かってても」

嬉しそうに私を見つめるあきらさんの瞳は奥深くまで暗そうで少し怖い


「そうですか、じゃあ危ないので送って下さいね?」確かに私が捕まってあきらさんが脅される事だってあるだろうしね。

気をつけなきゃ


この際、髪の毛も切ってもらおうかな?あきらさんの隣に髪の毛ボサボサの女の子がいたらあきらさんが可哀想だ。

とりあえず、髪の毛だけ何とかしてもらおう。

「あきらさん、前髪切ってくれませんか?」


「どうして?」


「だって、あきらさんの隣にいる女の子が髪の毛ボサボサではあきらさんが可哀想です

。せめて髪の毛だけでも何とかして貰えば」

そう言うとあきらさんの頬がほんのり桃色になっていた

気付くとすぐ髪の毛を切る準備しに行き、よく見えなかった。風邪?


チョキチョキ…

「出来た」


あきらさんの声で目を開けると前髪が綺麗に目の上で揃っていた。顔は何ともしようがないからしょうがない。

「ありがとうございます」

あきらさんの顔を見ると顔を逸らされる

まぁ、ブサイクだしイケメンからしたらこんな反応だろうな


「前髪切ったら残念な顔を皆に見られますが前髪伸びっぱなしの方が印象悪いですもんね。あきらさんも私を家に返したく」


「ならない。みう、可愛い。可愛いくて他の奴に見せたくない」

ぎゅっと抱きしめるあきらさんに

「ふふ、そんなのこと言うのあきらさんだけですって」


「…学校だめ。ここで俺といて」


「学校は、親が頑張って働いたお金で入ったのでだめです。ちゃんと通います」


「…分かった。俺がいく」


「……?来なくていいですよ?」


「いく」


あ!学校!!

あきらさんが車を呼んでくれて20分でついた。7時半でいつも通りだったけど変わったのは回りに人が居たこと

「ねぇ、髪の毛切ったの?あのイケメンは誰?彼氏?」


朝送ってくれたあきらさんが最後頬にキスをして微笑んでいて登校してる生徒により噂が広がった。

これが、あきらさん程のイケメンじゃなかったら噂にならなかっただろうな

とりあえず、親戚だと伝えておく。

そして、静かにしてれば人は皆去っていった。よかった。静かになったのは一週間まで


毎日帰ろうとするとあきらさんが門で待ってる。車に乗って家まで帰ったり、倉庫に寄ったりしていた


一週間後の朝あきらさんが同じ学校の制服を着ていた。

「え?制服…」久しぶりに手が震えてガクガクしてる

その手をそっと包み込んでこっちをみるあきらさん


「似合う?」


「に、似合わない!だから外して前の制服に!」

ニコリと甘い笑みを浮かべてもだめ!


「着替えない。じゃないと、こっちに来させる」


「…」

一応私の事を考えてやってくれてるから私は結局折れるしかない


「じゃあ、学校では知らない人で」


「いや、みうに触れる。」

顔をスリスリしたり追いかけてくる姿は可愛い。けど、学校でモテそうなのに私といたら女の子達がどう反応するのか…

考えるだけで恐ろしい…


ガクガク震える私をあきらさんはずっと抱きしめてスリスリしてた。どうなる、私。


朝こうきさんが扉を開けたら立ってた。

「あきら、おはよ!行こう」


ニコニコするこうきさん。私の事は空気の様な存在だ。清々しくて私は好きだ


こうきさんあきらさん私、の順番で歩いて車に乗る

いつも乗る車より大きい

多分理由はあきらさんが私の膝に乗せる為かな

いつもは、隣にピッタリと居るだけだけど、今日はこうきさんがいるからか、あきらさんの膝の上だ。


慣れてる私は女の子としていいのだろうか…


学校についた瞬間

女の子の視線がほとんどこっちを見た。

ビビりすぎて車からおりれなかった。


ついでに、車のドアを2人が降りた瞬間、閉めて運転手さんに出す様にお願いしてしまう


私の必死さに車を動かしてくれる運転手さん

運転手さんの罰は私が受けるから今だけ


わ!!泣きそうになりながらペコペコして運転手さんを見送る

裏門から行こう

あきらさんびっくりしてるかな…


「みう?」

先にあきらさんは居た様だ

怒って…いるよね…

学校はサボらない私だと、裏門から登校は妥当な線だと先読みされても可笑しくない。それ程一緒に過ごしてるのだ


どんな顔してるか怖くて確認出来ないから顔を見ない様にしてとりあえず頭を下げてみる

「ごめんなさいっ」と言った。


「みう、あの運転手はクビ」


「だめ!」思わずあきらさんを見るとすごく怒っていた。こ、怖い。


だから、あきらさんをぎゅっと抱きしめる。

「だって、あんなに人が見てる所怖くて降りれられないし!!私には無理!!!あの運転手さんは悪くない!私が代わりに受ける!」


そう言って更にギューっと自分の腕の力を強める


「みう、代わりに受けるの?」

とりあえず首がげるくらい頷く

「だから、クビにしないでっ」とあきらさんを見つめると


「他の奴の所為でみうが必死になるのは気に食わない、けどみうはそういう子」切なそうに微笑む姿は私が悪いことをしてるみたいな気持ちになる


「じゃあ、あきらさん好みの人を好きになればいいじゃない」負けずに睨む


「みうが好きだからみうが好み」

耳や頬にキスをしてくるあきらさん


「じゃ、じゃあ私の意見も受け入れて」恥ずかしくなってきて下を自分の靴を見ながら言った。


「わかった」そう言ってお姫様抱っこしてくる。


「帰る。みうに触れてないといや」

う…お母さん達の写真がちらつく。頑張って働いてくれたお金でここまでこれたのだ


「あきらさん、ずっと手を握ってるから…学校にいちゃだめ?」

ちらっと見るとあきらさんがニコニコしながら「トイレ以外だめ」と言う



学校を休むよりましだ

一限目ギリギリの時間になっていた

二人で手を繋いで歩くとこうきさんがニコニコしながら立っていた


「あれ?今日は学校にいるの?」


「ゆいがいるなら」


「ふーん、本当にすごいね!あきらをこんな風に動かせるのはゆいちゃんだけだよ!」

アハハと笑いながら近づいてきて

怖くなったから足が後ろに引いてしまう


あきらさんがこうきさんの頬を殴った


「え?!あきらさん?!」

なんで殴るの?!


「ゆいに近づくな。名前呼ぶな」


「ふふ…ゆいちゃんこんなすぐ手を出す奴だけどいいの?怖いなら逃げちゃいなよ」

笑っているのに悲しそうだ逃げてよと訴えるてる様に聞こえる、不思議だ


「私はあきらさんといて嫌じゃないのでここに居ます。あきらさん暴力はダメ!謝って」


「ごめん」


謝ったあきらさんを撫でればあきらさんはフニャフニャと笑う

怒ると怖いけど慣れれば可愛いもんね


「お前にも分かる。見つかれば」


「そういうもん?俺は現れてほしくないな」


「??」


「ゆい、ゆい。授業…」


「あぁ!!急ごう?」手を繋ぎながら走る二人


「ゆい、遅い」と言うとお姫様抱っこして教室まで向かった私達…

降ろしてもらい

教室に着くと教室から主に女の子の視線がすごかった

怖い…足が震えてきてあきらさんを見ると


「俺だけみて?」と耳元で聞こえた

倒れるよりましだ…まさたさんを見て頷く

女の子の視線だけで殺せそうな鋭さもあきらさんだけ見ていればマシになる


震えも小さくなり自分の席に座ろうとすると隣の席が空いていて隣はあきらさんのら席だった…

あれ?昨日は他の人が座っていたけど?


「ゆい、教科書みして?」と机をくっ付けながらあきらさんは言う

反対の席の女の子が私が見せるよと笑顔で向かってるのに無視をしてる

私にその女の子の怒りが降りかかるからやめて!そっちに行って!

「私じっくり勉強したいし、反対側の女の子の方がいいと思うよ?」と教科書を見つめながら伝える

勿論手は繋がったままだ


「ゆい」


「ゆい」耳にキスをされ

見ると隣の女の子のびっくりしてる表情

え?あきらさんを見ると顔を動かしたらあきらさんとキスが出来るほど近い


後ろに引こうとしても繋がっている手が邪魔をする


やめてーと聞こえる悲鳴

確かに、こんなブサイクとイケメンがキスする所は見たくないだろう

どうせなら、美女がいいし

「ご褒美」


「手を繋いでる」


「離れたくない」


あまり遠ざけ様とすると頬にキスをねだるあきらさん

諦めて「教科書どうぞ?」と見せるとニコニコして

「ありがとう」と言う


これにカッコいいとゆう声もちらほら聞こえる

あきらさんと一緒にいれば他の女の子の声もそんなに気にならない


あきらさんが私から離れようとしないのが助かってる

多分私一人になったら女の子からフルボッコだよ


女の子集団がきてもあきらさんと一緒なら何も言わないしどこに向かうにもあきらさんと手を繋いでるから何かを言われる事もない

女の子からあきらさんは呼び出されても行かないから私が一人になる事はないし


とりあえず助かってます


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