第2話「議題があります」
宿屋の朝
主人公、起床。
「……夢じゃなかった。」
すると
会計士 「朝食代、宿代、所持金ゼロです。」
主人公 「起きて一発目それ!?」
仕事を探す
宿屋のおばちゃん
「お金ないなら仕事探しな。」
主人公
「ですよね……。」
ギルドへ
異世界といえばギルド。
受付嬢「登録料は銀貨一枚です。」
主人公「払えません。」
頭の中
会計士「破産です。」
外交官「交渉しましょう。」
職業紹介士「働きましょう。」
探検家「逃げる?」
軍医「却下。」
主人公
「みんな一気に喋るな!!」
新しい専門家
「失礼。」
主人公
「また!?」
「職業紹介士です。」
また増えた
職業紹介士
「初心者向けの日雇いがあります。」
初仕事
荷物運び。
そこで
「姿勢が悪い。」
主人公
「誰?」
「運送業です。」
主人公
「細かっ!」
夜
宿へ帰る。
主人公
「今日は増えすぎた……。」
すると頭の中で
「議題があります。」
主人公
「議題?嫌な予感しかしない。」
「頭の中の住人代表を決めます。」
主人公
「なんで!?」
サバイバル専門家「必要だ。」
探検家「賛成。」
軍医「異論なし。」
主人公「勝手に進めるな!」
植物学者「議長を推薦します。」
外交官「まず立候補者を募りましょう。」
会計士「投票用紙が必要です。」
主人公「頭の中やぞここ!!!」
主人公「俺寝るからな!」
シーン……
「賛成多数により、代表はサバイバル専門家。」
サバイバル専門家「……よろしく頼む。」
主人公「決まってんじゃねえか!!」
しばらく静かになって
主人公「そういや、お前ら名前は?」
少し間があって
サバイバル専門家「……今のお前に名乗っても意味はない。」
主人公 「なんだよ、それ。」
サバイバル専門家 「思い出した時に教える。」
主人公 「思い出す?」
返事はない。
少しして、
サバイバル専門家 「……また明日な。」




