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継承者誓約譚  作者: 冬泉アオイ
《氷花の詩》後日談
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第一話「休暇」

誓いの森総本殿、いつものメンバーがそろい、会議が始まった。

「というわけでみんな無事で何よりだ。」

一か月前まで寝ていたはずの冷泉柊夜が会議を取り仕切っていた。

「いや、あんたは無事じゃなかったでしょうが」

凪がすかさずツッコミを入れる。

「いや、ただ眠っていただけだからな、大事はない」

「ちなみにだけど、絢芽ちゃん私に

 『柊夜様が起きてくれないんです!!』って愚痴ってたよ。

 結構聞かされた。」

柊夜が絢芽の方を向くが、絢芽は恥ずかしさからなのかそっぽを向いた。

「でだ、絢芽にあとで問い詰めるから、この件は置いておいて本題に入ろう。

 この前の大戦で国都、しかもここら一帯のインフラが崩壊しただろう?

 その復興を手伝おうかと思っていてな」

「それはやめておいた方がいいかも、、、

 実際、僕らの問題でこうなっちゃったから

 神事庁の職員等々はともかく僕らはやめておいた方がよいだろうね」

零が柊夜の考えを否定する。

「やはりか、、、。」

「でも、結構復旧進んでいるからね。多分あと一、二か月でもしたら

 終わるでしょ」

「そんなこと言っているが、本当に大丈夫か?零」

「なにを心配しているのだか、、、 大丈夫。折角時間空いてるし余暇を楽しみなよ」

「余暇、、、 余暇か。」

「みんなで旅行とかしたいですよね!」

絢芽が手をたたいていった。

柊夜が少し考え何かを思いついたのか声を発した。

「なあ、温泉いかないか?」

「「「はあ?」」」

「あんた、何考えてんの? いや、でも絢芽ちゃんの浴衣、、、見たい。」

「凪ちゃん、何か邪なこと考えていません?」

凪の反応に絢芽が鋭い目を向ける。

「いや、キノセイジャナイノカナ~?」

「なんですか、その反応は」

「凪、もうやめなさい。」

凪は絢芽と日奈にどこかへ連れていかれた。

「で、柊夜。温泉と言ってもどこへ行くんだ?」

宗星が柊夜に疑問をぶつける。

「北海洲はな、温泉がたくさんあってな。

その中の一つの温泉旅館がとても良くてでな。」

「なるほど、、、」

「じゃあ、決まりだな。

 で。絢芽はどこだ?」

「なんか日奈さんと凪さんを怒りに行ってたよ」

千夜が答える。

「あいつ、逆鱗に触れたんだな、、、。」

「あ、うん。」

(この人聞いてなかったんだ。)

「では、絢芽待ちだな。」

「んじゃあ、柊夜さんよ、少し遊ぼうぜ?」

柊夜が暇になったのを狙ってなのか迅が手合わせに誘う

「木刀でいいか?」

「ああ、じゃあ外行こうぜ」

「宗星、絢芽たち来たら教えてくれ」

「ああ、了解した」

柊夜と迅は外へ遊びに行った。

しばらくして、

「あれ?柊夜様どこ行ったんですか?」

「ああ、柊夜なら外で迅と手合わせしてるよ」

「病み上がりなのに?」

「ああ。」

「ちょっと行ってきますね?」

「あ、ああ」

宗星は絢芽の怒った笑顔に冷や汗をかいたが

そんな宗星を置いて、絢芽は外へ行ってしまった。

絢芽が居た場所には苦笑している日奈と死んだ顔をしている凪が居た。

「絢芽ちゃん、、、コワイ、、、。」

その数刻後

先程の凪と同じく柊夜が死んだ顔をして帰ってきた。

「絢芽って怒ると怖いんだ、、、」

今世紀中最強であるはずの彼だが、自分の奥さんには逆らえないらしい。

「おかえり柊夜。絢芽ちゃんにしごかれてきたかい?」

宗星が笑いをこらえながら尋ねる。

「チッ。」

柊夜はそれを舌打ちで返す。

そんな柊夜の後ろには絢芽がいた。

そう、絢芽だけ。

「えっと…。ちなみに迅はどうしたんだ?」

大地が引き気味に尋ねる。

絢芽は屈託のない笑みで答える。

「迅くんですか?巻いて外に放置しておきました。」

(うん。絢芽ちゃんは怒らせたらダメなタイプだわ。気を付けよう。)

大地は密かに決心していた。

「…では、行くか 零、行けるか?」

柊夜がやや疲れ気味で放った。

そうして継承者主従の休暇が始まった。


ちょっと後日談です。(本編だけどね!)

しばらくこうだと思う。

温泉か水族館かでめっちゃ悩んだ。

学パロで書くわ

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