STORY α 解一
もうそろそろ最終回を迎えますね。
今回は謎解きの一部です。
なんか一気にかくまでの気力がなかったのでwww
大丈夫ですまた近いうちに更新しますから。
ではではいつもどおりに
はじまりぃ~、はーじまりぃ~
翌日、田中を含め今回の事件の関係者の全員が集められた。
応接間の椅子に座っている。
応接間の椅子の位置は電車の座席をイメージすれば似ている。
5人座れる長いソファがたがいに面と面を向きあっている。
五人座りのソファに黒川夫人と、黒川剛佑の二人が座っていた。
龍川執事はソファのそばに執事らしく立っている。
その三人の視線の先には少し顔色が悪い田中が立っていた。
「それで、田中君。花廉の居場所が分かったようだが、ずいぶん時間がかかったじゃないか」
剛佑氏が少し苛立っている声で謎ときを催促した。
「すいません。でも娘さんの身の安全は保証しますよ。…………すいませんその前にトイレ貸してくれませんか?ちょっと胃腸の調子が悪くて。朝ちゃんと下痢止め薬のんで来たんですけど…」
「トイレはこちらの通路の突き当たりの右手にございます」
「早く行ってきてくれ。私は娘の居場所を知りたいんだ」
「すいません」
田中は小走りにトイレに走っていった。
…十数分後
田中はすっきりした表情で帰ってきた。
「では、謎解きを始めさせていただきます」
田中は再度深呼吸した。
「まず結論から申し上げましょう。花廉さんは失踪などしていません。始めからこの館内にずっといました」
「な?なんだって?私は龍川に頼んで家政婦たちを総動員してこの家の中を探さしたんだぞ」
黒川夫人と剛佑氏はかなり驚いたようだ。しかし龍川は表情一つ変えない。さすがプロの執事だ。
「なぜ花廉さんが姿を隠す必要があったかを説明する前に、なぜ見つからなかったのかをお話しいたしましょう」
しばらく田中は言葉を切る。たっぷりと間をとった後に田中は再度真相を語り始めた。
「なぜ見つからなかったのか?それはそこの壁についている機械によります」
「あ、あの機械がどうなっているというんだ?」
剛佑氏ははやく娘の所在を知りたいかのように田中をせかす。
「はい、様々な情報から総合したあくまでも想像です。いや情報から達した結論といても過言ではありません。その結論とは、あの機械にパスワードを入力するとある装置が作動し各階の通路の突き当たりにある部屋が左側と右側に分割されるつまり壁が出てくるという仕掛けです。
「か、壁だと!?それが花廉の失踪に何の関係があるんだ?」
「はい、この壁の仕掛けこそが花廉さんが見つからなかった理由です。この壁の仕掛けこそが花廉さんが失踪したという錯覚にした原因なのです」
沈黙が4人の間に流れる。黒川夫妻は先ほどと同様にかなり驚いてるし、龍川執事も少なからず驚いているように見える。
田中が再度謎解きの続きを始める。
「つまり花廉さんは―――」
言ってる意味分かりますよね、、、、
時たま自分の表現力が乏しすぎる気がして
読者側にうまく伝わってないかと心配するときがあるのですが・・・
ってことで更新速度を速めているつもりなんですがね…
まぁまぁ期末まであと残りわずかなのでそれまでに頑張って書き続けますよ!
ではでは西院奈良ぁ~(* ̄∇ ̄)ノ




