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フィードバック

 演習を終え訓練センターに戻った三人は少しばかりの休息を取った後、フィードバックのため小会議室に集められた。

 手狭な室内には三人に加えグレン中佐とクック曹長も参加し、拠点の見取図が広げられたテーブルを囲んでいる。

「拠点に潜入後、装備や人員の配置状況を偵察しつつ、発見した生物化学兵器に対し爆発物による破壊工作を実施。以上の事から任務は達成されたものと認識しております。」

 結果的に任務の大部分を一人でこなしてしまったジャックが、メモ帳を片手に淡々と説明をした。

「確かに見事な働きぶりだが、遅刻は頂けんなぁ。」

 腕を組んでいたクック曹長は首をひねりいやらしく笑う。

「俺とミツバが最も気になってるのは、どういう経緯で潜入がバレたかだ。説明してくれ。」

 そう言ってランスとミツバはジャックを見据えた。

「・・・どうしても聞きたいか?」

「当然です。」

 ミツバの即答を聞き、ジャックはその場にいる面々の顔を窺う。

 全員の視線がジャックに向けられていた。

「わかった。説明しよう。」

「誤魔化すなよ?」

 ランスが一言念を押す。

「わかってるよ。」

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