↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20秒で読み終わる話あり!  ショートショート集  作者: ameumino


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
46/66

満員電車はやがて……

〜次は◯☓駅、◯☓駅〜





この電車に乗ってどれぐらい経つだろうか?




最初の頃は満員電車だった。息苦しさはあったがその人の多さがこの電車に乗っていて良いんだという自信を持てた。




だが次第に人は次の駅、次の駅に着くたびに電車から降りていった。




人々が駅から降りるのを見て最初のうちは「なんでこんな安定した電車から降りるんだ」と疑問をもってたが、電車の中の人が減るにつれ次第に一抹の不安がよぎった。





この電車の目的地は「正しい場所」なんだ。正しい方法で正しい目的地に着く。




これが俺の幸せ




……だと思っていたんだが






〜次は△□駅、△□駅〜






電車が止まった。扉が開く









そして








扉が閉まり電車が動き出した。その電車は俺の視界から段々と遠ざかり、やがて消えた。




そう、俺は気づけば駅のプラットフォームに立っていた。今まで乗っていた電車から降りていた。




外は思ったより寒かった。けれど、心臓はなんだか熱い。




改札を出ると見たことのない景色が広がっていた。決して電車に乗ったままだと見ることができなかった景色。




近くにいた車掌さんが会釈した。




その笑顔は天使なのか悪魔なのか。それはこれからの俺次第で決まる。




風が吹く中俺は駅を後にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。