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咎人の詩  作者: 81MONSTER(日本を代表する怪物)ポンコツ犬のタナトス
第一話【化物】

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 ビルの屋上で、羅刹は横にっている。アスファルトの堅く冷たい感触を背に受けながら、空を見上げていた。雲一つ無い群青ぐんじょうの空が、広がっている。穏やかな日差しが、心地良く全身を照らしてくれている。


 今朝、ぶつかった少女の事を考えていた。雲一つ無い様な、穢れの一片もらない表情かおをしていた。何故なぜだか知らないが、せられていた。心の片隅に、少女の姿がちらいて離れない。


「可愛らしい女の子だったわね」


 羅刹の心を見透かしたかの様に、タリムは茶化した。の声は何処どこか、揶揄からかっている様にも思えた。別に怒りは無い。純粋に只、少女に興味が沸いていた。


「アイツから、不思議な力を感じた」


 僅かにだが、何らかの力を感じた。戦騎騎士とは異なる力だ。までにも、異能の能力ちからを操る人間を見た事はったが、少女はの中でも異質だった。微弱な力しか感じられなかったが、羅刹の心は穏やかに落ち着いている。


「あいつは、何者だ?」


「解らないわ。れより羅刹、例の魔徒はどうするつもり?」


 気配から、魔徒が鬼神きじん化したのは解っていた。の結果、罪もない人が死ぬ事も、良く理解している。放っておけば、多くの犠牲者が生まれるだろう。


 だが、何処どこの誰が死のうと関係ない。自分の仕事は、魔徒を狩るだけだ。


「昼は目立ち過ぎる」


 誰かに見られたら、後が面倒だった。


 るなら、夜が良い。



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