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アインスの森へ

よし、ログイン完了。


今日もがんばっていきましょう。


今居る場所は前回ログアウトしたスキル訓練場の目の前の通りですね。


基本的には前回ログアウトした場所からの再スタートみたいです。


セーフティエリア以外でのログアウトだと結界機能付きのテントとかがないと、最後にいたセーフティエリアに戻されるらしいですが。


まぁ、そんなに遠くまで出て行く気は余りないので今のところは必要ないでしょう。


とりあえず今日は、昨日まったく出来なかった生産系のスキルを使っていきましょう。


まずは、ウインドウを開いて調合と錬金のチュートリアルクエストを受領して……


ふむ、二つとも素材の採集が達成条件ですか。


そして、報酬が簡易調合セットと簡易錬金セットなんですね。


それでは、とりあえず採集に向かいましょうか。


目的地はアインスの森です。


始まりの都市アインスの隣にある森だからアインスの森。


名前の付け方は割りと適当なんですかね。


まぁ、初めからいける、敵すら出ないエリアにあんまり大層な名前をつけてもしょうがないでしょうしね。


確か、噴水広場から西に伸びた大通りをまっすぐ行けばアインスの森へと出られたはずですね。


一度噴水広場に出てから改めて向かうことにしましょう。


しばらく、アインスの町並みを眺めながら道を進みます。


ふむ、昨日はとにかく召喚しようと急いでいましたが、改めて見ると大通り沿いには屋台や露天が沢山出ているのですね。


NPCのものもだけでなくプレイヤーの方の屋台も結構多いみたいです。


あっちの、何かのお肉の串焼きを売っている屋台とか、破壊力十分な匂いが漂ってきますし、なんだかよくわからない毛皮とかのドロップ品っぽいものを売っている露天もありますね。


私も、何か装備品をそろえたほうがいいのでしょうか?


しかし、まだ余りお金は持っていないのですよね。


最低限、もう少し稼いでからの方がいい物が買えるでしょうか。


まぁ、無理して安物を買って、すぐに壊れてしまったではもったいないですしね。


それに、確か噴水広場の方で初心者向けの露天が沢山出ていたはずですから、そっちで買ったほうが無難なものを進めてもらえるかもしれませんので、今は我慢しておきましょう。


そんなことを考えながら歩いていると噴水広場へと到着しました。


とりあえず、広場の中心にある噴水へと向かいます。


そして、噴水の横に立てられている看板を確認します。


「アインスの森へ行くには西側へ伸びたお道理を行けばいいのですから、こっちですね。」


そう言って、私は西へと伸びた道を進み始めました。


そのまままっすぐ、途中、大通り沿いの露天や屋台などを冷やかしながら進むと、大きな門が見えてきました。


ここを出て、すぐ正面に見える森がアインスの森です。


防壁と森は大体1kmぐらい離れています。


おそらく、防壁の周辺の未投資をよくするためにわざと切ってしまっているのでしょう。


その証拠に森と防壁の間は綺麗に管理されていて草もほとんど生えていません。


これなら、もし森から魔物が近づいてきてもすぐに発見できますね。


私は、幅6m高さ5mぐらいの巨大な門をくぐり、アインスの外へと踏み出しました。


ここから森までは本当に何もないのでさっさと森へ向かうことにしました。


「あ、ここら辺なら誰にも邪魔にならないし召喚してしまってもよさそうですね。」


そう思いつき、私は誰か召喚することにしました。


「ん~、ききちゃんときなこは昨日たくさん遊べましたし、今日は違う子達がいいですよね。」


一体目は……


信玄にしましょうか。


私の記念すべき一体目の召喚獣ですからね。


二体目は、せっかくの森ですし、ブラウニーかヨメがいいですかね。


あ、そういえば、ヨメを連れ歩くための鉤爪対策をまだ用意していませんでした……


流石に歩かせるわけにも行きませんし、ずっと飛んでいてもらうのも難しいですよね。


じゃあ、今回呼ぶのはブラウニーにしましょう。


「それじゃ、召喚、信玄、ブラウニー。」


そう、声を上げると私の目の前に二つの魔方陣が現れます。


そして、そこから信玄とブラウニーが出てきます。


「二人とも、今日はよろしくお願いしますね。」


そういってブラウニーをモフモフしたり信玄をぷにぷににしたりします。


現状の私のMPで二体を召喚して置けるのは、召喚獣がスキルを使わなければ50分程度。


更に、戦闘を行わず、MPの自動回復を計算に入れれば1時間以上召喚して置けます。


まぁ、そこまで長時間採集しているつもりもないので時間切れになる頃には還ってきましょう。


「それじゃ、二人とも頑張りましょう」


信玄はブラウニーの頭に載ってぷにゅっと、ブラウニーも『ヴォ』と鳴いて答えてくれます。


そして、私たちはアインスの森へと踏み入ったのでした。

連休中に一回くらい更新したいと思ってます


頑張ろう……

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