5話 勉強のためには
これで私がまずしなければならないことが決まった。
①この世界について知識をつける
②自分を守るための力を手に入れる
①知識をつける は、やはり勉強しかない。しかし、あの両親が家庭教師を雇ってくれるわけがない……だから、本を読んで、独学で勉強するしかない。
②力を手に入れる は、聖力を自由自在に操れるようになればいい。そのためには、まずは聖力について学ばないといけない。
(やっぱり、何事も最初は勉強だよね!)
勉強をするには、やはり公爵家の図書室が最適……帝国の公爵家なだけあって、蔵書数はそこらの貴族家の比ではない……
(でも、図書室にいけるのかな……いや、行くんだ!…私が生き残るために!!)
部屋の外に出たら、また軽蔑の言葉や視線を浴びることになる。しかし、生き残るためには、それを避けてばかりではいられない。避けてばかりでは、人間は強くなれない。そうすることで、人間は強くなるから……
(そして、いつかは自分を馬鹿にした人間を見返してやる!)
私は、そう決心した。
その時、眠気が襲ってきた。
(聖力が発現したり、いろいろと頭を使ったりしたから、眠くなってきたんだ。記憶は戻っても、身体は5歳だから…体力が持たないんだ…)
私は、図書室に行くのは明日にして、私は眠りについた。




