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特別編 茶番回 「頭の中にVIVANの原稿」(中編) 祝 主人公の名前決定記念 高校生編

OP 『PLAY BACK』(一部替歌ver)


現実と夢の境界線

In the blur of dream and real I stay alone

昨日と同じようで Yeah 違う世界線

Dream felt too real to break

Can't let go

点在するフラグ 眩暈のようなデジャヴ

Butterflies dance in the sky

交錯する Knight & D


Play back But I won't replay the scheme

Play back Never be the same as dreamed

Play back 虚構 Matrix


潜在意識 リライトして

真相シャドウ 期せずして(訪れるもの)

Play back ここから先は

Close to the edge(崖っぷちだ)


Play back But I won't replay the scheme

Play back Never be the same as dreamed

Play back ここから先は

Close to the edge(崖っぷちだ)

 

キンコン・・・キンコン・・・キンコン

速度警告音のような響きが鳴り響く中。ホームズは徐に、予めドラえもんからくすねておいた四次元ポケットからアクトギアを取り出して腰に装着させた。装着方法は巷で話題の全自動装着方式を採用している。アクトギア自体は、映画監督とかがメイキング映像でよく見かけるカチンコ(3・2・1・アクションって叩くあれ)をモチーフにデザインされている。音の鳴る拍子木の部分は変わらないが、ショット情報を記載するボード部分はディスプレイで構築されている。また日本版のカチンコが採用されており、ボード部分と拍子木の部分の余ったスペースにライセンス認証等を執り行う拡張型AI『ミリオン』を搭載している高価な品物となっている。


ジェラル星人「なんだそれは・・・何をやろうとしている?」

っと思わず質問してしまうのであった。


ホームズ「別になんてことはない。せっかくの茶番回だ。ここぞと言うばかりにはっちゃけたくなっただけさ。少年時代に誰しもが通る道・・・俺が考えた最強の仮面ライダー・・・それをこの作品にて投影するだけのこと。もっとも...子供時代に思い描いていたものよりもかなり魔改造してしまったがね。まぁ、チャー研だけにね。」


そう言うとホームズは、自身のスマホをアクトギアにかざして認証を完了させる。認証を完了させたアクトギアは、カチンコの拍子木が自動で30度ほど傾く仕様になっている。拍子木が30度傾いていることを認識したミリオンから音声が流れる。


ミリオン(アクトギア)「告。ライセンス認証完了。これより変身準備を執り行います。”Actors Select”はDefault ActorのDetectiveに決定。これより変身を行いますか?」


ホームズ「OK、ミリオン...いつでもいけるよ。」


ミリオン「解。これより変身を行います。」


そう言うと同時に、図書館で勉強をしているアイリーンが何かに気づいたかのように、どこか呆れているような嬉しいような感じでペンを回しながらつぶやく。


アイリーン「ホームズになぁ~れ。」


ホームズは少し笑みを浮かべ、変身ポーズを決め準備に入る。


ミリオン「3...2...1・・・ACTION」


ホームズ「変身!!」

そう叫びながらホームズは自身の手の甲(小指球あたりの部分)で勢いよくカチンコを叩く。

すると瞬時にディスプレイに配役とシーンが表示されホームズの空間には変身シーン独特のCGが多用されていく。ホームズ自身が謎の光に包まれながらも、最初にACTの文字が現れる。ACTのAが反転し、少し細長く形を変えながらもフェイスに格納されていく。残ったCTは小さくなりながらも胸部の胸骨柄の位置に、まるで、デスクトップPCの電源ボタンのような形状で格納されていくのだが、その他一切のことは解りません。読者の想像にお任せします。


一通り変身が完了した後、仮面ライダーアクト(ホームズ)は胸骨柄の部分にある電源ボタンのくぼみを押し、ミリオンを再度起動させる。


ミリオン「告。仮面ライダーアクトへの変身に成功。これよりジュラル星人との戦闘に入ります。」


ジュラル星人「待っていたぞホームズ。それが、貴様のVIVANING棒か!?」


ホームズ「(言ってること全然わかんないけど、多分)そういうことだ!?」


ジュラル星人「ならばよろしい。では、全力で貴様を屠るとしよう。こちらのジュラル星人もチャー研とは一味も二味も違うほど魔改造されているところを貴様に見せてやろう。」


ジュラル星人は右腕を鞭のようにしならせて言う


ジュラル星人「形質転換(メタモルフォシス)」

突如として、右腕がマシンガンのような形状に変化する。


ジュラル星人「くらえ!!」

ジュラル星人は銃口をホームズに向ける。

ダダダダダダッ

銃声音が響き渡る中

ホームズは一言も発することなく、静かに、そして鮮やかに避けていく。その鮮やかさはまるで、リコリス・リコイルの千束のようであったと後に日清博士から語られるほどのものであった。


ジュラル星人(くっ、当たらない...なぜだ。弾道を...読まれているのか?)


ホームズは不思議に思っているジュラル星人をみかねて、厭味ったらしく説明する。


ホームズ「このアクトギアでセレクトされたライダーの能力は、その変身先に強く影響を受ける。デフォルトアクターであるディテクティブ(探偵)は、自身の観察力と洞察力を飛躍的に上昇させる機能を有している。そのおかげなのかな?君が形質転換をする際には、それが銃であることを察することができたし、銃撃の弾道もまるで線のようにとらえることができた。そうだな、この能力を昔読んでいた漫画で表現すると『ラプラスの眼』ってところかな。」


ホームズはそう説明しながら、銃弾をよけつつも徐々にジュラル星人に接近していた。


ジュラル星人(じわじわと詰め寄られているな。接近戦ではちと銃は不利か。)


ジュラル星人「形質転換(鞭)」

ジュラル星人は両腕を鞭へと形質転換し、逆にホームズに突撃していく。


ホームズ(え!?)


ジュラル星人「縷々鞭舞(るるべんぶ)」

とぎれることのない無数の鞭の斬撃がホームズを襲う。『ラプラスの眼』を用いて回避を試みるもその圧倒的な手数の前にホームズは数撃当たってしまい後方に弾き飛ばされてしまう。


飛ばされたホームズは、少しジュラル星人との距離をとり対策を練っていた。


ホームズ(ディテクティブフォームの状態なら致命傷を受けることはまずないが、ジュラル星人に対しての攻撃手段が乏しい。今日はあいにくの晴れ。傘がない以上”あの戦法”は使えないとなると・・・手段は限られているが・・・さて・・・)


ホームズが何かを仕掛けてくることを何となく察したジュラルもまた一定の距離を保っていた。というより保つしかない状況であった。遠距離攻撃である銃撃を完璧に避けられる今・・・ジュラルもまたホームズへの攻撃手段に乏しいのである。互いが互いの対策を練ってしばし沈黙が続くなか、先に仕掛けたのはホームズの方であった。


ホームズ「よし・・・なら少し乱暴しようか。」


ホームズはアクトギアに搭載されているのセレクトボタンを押した。すると、カチンコがまた30度ほど傾きミリオンからの音声が頭の中に流れてく。


ミリオン「告。これよりアクターズチェンジを実行します。変更先を指定してください。」


ホームズ「OK、ミリオン・・・アクターズセレクト・・・配役は『五条悟』を指定。」


ミリオン「告。『五条悟』を指定しますか?」


ホームズ「YES!!」


ミリオン「告。管理者アカウントである緑太様より禁止されております。少しは生みの苦しみを知れ、自分自身のエッセンスを少しくらいは加えろとのことです。」


ホームズ「相変わらず兄さんは手厳しい・・・よし、ミリオン...じゃぁ『五条悟っぽいもの』『呪術師』で配役を指定。できるかい?」


ミリオン「解。それではこれより『五条悟っぽい考察師』を生成致します。」


ホームズ(なんか違ってた気がしたけど...まぁいいか)

そう思いながら、ホームズはカチンコを叩く。すると、体から古いデスクトップPCが過剰な動作を行うときに出るあのけたたましい音が鳴り響きながらも仮面ライダーアクトは徐々にボディの色が濃い紫?藍色に近い色に変色していくのであった。


ホームズ(おお、五条悟のイメージカラーの紫になっていく...やるじゃん。)


ミリオン「告。『五条悟っぽい考察師』の生成に成功しました。」


ホームズ「サンキュー、ミリオンこれであいつに勝ったも同然だよ。」

そう言いながらホームズは悠然とジュラル星人に近づいていくのである。ジュラル星人もまた、ホームズがフォームチェンジを行ったことを察知した。


ジュラル(しめた。これでもう奴はラプラスの眼を使うことはできない。ぬかったなホームズ。その傲慢さがお前の敗因だ!)

ジュラル星人は剃を使い、一瞬でホームズとの間合いを詰める。そこから、鋭い刃へと形質転換させていた腕を振り下ろしホームズの首を刎ねようとしたが、ホームズの首元でなぜか刃が止まる。


ジュラル「何!?武装色”硬化”か?」


それを聞いたホームズは少しバカにした表情を浮かべながら言い放つ


ホームズ「残念。無下限です。」

次の瞬間、ホームズはジュラル星人に印を結んだ右手を向ける。

ホームズ「考察順転『黒』」

ジュラル星人に黒い球のようなものが触れる。その瞬間なにか大きいものに轢かれたかの如く勢いよく吹き飛ばされ、工事現場のビルに激突していった。その衝撃で周囲には土煙のようなものが発生しジュラル星人の状態を確認できなくなってしまった。


ホームズはこれをチャンスと思い、日清博士のもとに急ぎ駆けつける。


日清博士「戦いは・・・どうなったかね・・・」


っと息も絶え絶えに話すのが精一杯であった。


ホームズ「しゃべらないで。これよりあなたを反転術式で治癒します。」

そういうとホームズは日清博士の胸に手を当て反転術式を執り行う。すると徐々に傷口が塞がっていき、治っていった。


ホームズ「一応応急処置はできたかと、まだ安静にしてください。戦いに巻き込まれないためにもね。」


ガシャン・・・


そう音がしたほうを振り向くと、ジュラル星人が首をクキクキさせながらこちらの方に向かってゆっくりと歩いてくる。


ジュラル「人の心配とは・・・随分と舐めた態度とってくれるやないか...ええ!!」

そうガンを飛ばすだけあって、考察順転『黒』によって受けた傷が自然と治癒していく。


ホームズ(まじか、あれ食らっても仕留めきれねぇのかよ。)

そうショックを受けたホームズをあざ笑うかのようにさらにジュラル星人は奥の手を仕掛けてくる。


ジュラル「そっちがその気ならこっちも行かせてもらうぞ。形質転換...モード...『禅院直哉』」


その言葉を聞いた瞬間ホームズは即座に日清博士めがけて印を結び帳をはる。


カン・・・そう音が聞こえた時には既にジュラル星人はホームズの背後にいた。手は刃のような形をしているが刃こぼれをしており、何かを仕留め損ねたかのように見えた。


ジュラル「さすがやね!ホームズ君。あの一瞬で僕が博士を人質にとろうおもてたんに気づいたんやろ。それで、急いで帳をはって博士を中に入れた。外から干渉できんようにね。にしても帳をそんな風に使いはるとは。余程戦い慣れしとるか呪術廻戦好きやったんかのどっちかやね。」


ホームズ「勘違いすんなよ。俺はジャンプは掲載順問わず、全部読みたい派なんでね。別に呪術だけ贔屓してるわけじゃねぇよ。こっちこそ意外だぜ。まさかジュラル星人がジャンプ読者で、投射呪法を用いた戦い方をしてくるとは思ってなかったよ。」


ジュラル「せやけど、博士に逃げられてもうた今。その戦略も無駄骨に終わってもうたけどね。」

そう言っている間に、ホームズは左手で印を結び考察反転『白』を放つ。しかし、投射呪法を用いるジュラル星人のまえには、とらえることはままならない。音速を超えるスピードの前では、『白』を連射しても、残像をつきぬけるだけでその実態をとらえることはできないのであった。ジュラル星人もまたホームズに対し投射呪法にて一秒間のフリーズを起こさせようとしたが、無下限の前には触れることは叶わずこれもまた失敗に終わった。


この状況にへきへきとしたジュラル星人はある程度距離をとり、ホームズに提案した。


ジュラル星人「このまま戦っていてもお互い埒があかない。なら、力比べといこう。互いの必殺技をぶつけ合って勝負を着けようじゃないか!?」


ホームズは少しだけ考えるもそれに承諾した。


それを聞いたジュラル星人はさらに距離をとり、大技の準備に入る。


ジュラル「形質転換 モード 『リカちゃん』」

ジュラル星人の呪力の出力が強大に増していく。

ジュラル「これが正真正銘最後の切り札だ。これならお前の無下限をぶち抜ける。勝負といこう!!」


このときのジュラル星人の読みは恐らく当たっていた。無下限呪術の使用は五条悟の六眼を以てして初めて意味をなすもの。それをホームズは自身のセンスだけで無下限っぽい性能を維持し続けていた。ジュラル星人の物理攻撃程度なら効力を発揮できたが、最大級の呪力の衝突に関しては恐らく無下限は破らるだろう。だがしかし、ホームズはこれとはは全く別のことを考えていた。


ホームズ(考察順天『黒』の直撃を受けても致命傷にならないほどの耐久力と回復力。恐らく長丁場になればなるほどこちらが不利。ならば、こちらも相手を一撃で倒すほどの必殺技をぶつけるしかない。)


ジュラル(あの眼を前にして、軽率におのれの技を晒すのは危険。やるなら一撃。それ以外に...手段はない。)


奇しくも両者の思考はある一つの結論へと導かれてしまう。


ジュラル&ホームズ(初見の技にて適応前に屠るのみ)


ジュラル星人は両腕を伸ばし地面に対してアンカーのように打ち込んだ。それと同時に自身の単眼にこれ以上ないほどの呪力を密集させていく。


一方、ホームズも両手で印を結び、考察順転『黒』と考察反転『白』を最大出力で練り上げていく。


ジュラル「いくぞぉぉぉほぉ~むず~~~」

こころなしか形質転換の影響なのだろうか?叫び声がいびつ聞こえてしまった。

ホームズ「来るなら叫ぶなよ。」

そう言いながらもホームズもジュラル星人に向けて構えをとる。


考察順転『黒』は、ホームズが編み出した考察の中でも当たっていそうな考察から練り上げられて生成されるエネルギー弾。ゆえに威力は高いが連射は不可能。もう一つの考察反転『白』は、外れていそうな考察から練り上げられたエネルギー弾。ゆえに連射は可能だが威力はそれほどでもない。だがホームズはここで一つの可能性に気づいていた。この二つを組み合わせること、順転と反転の力を衝突させることで、ありそうでなさそう、なさそうでありそうな仮想の考察を生成することができる...と。その生成された考察から得られるエネルギーはまさに...無限大であった。


ジュラル星人「『魔眼光殺砲』」

ホームズに向かってリカちゃんビームが放たれていく。その威力は映画版に引けをとらないほどの威力であったが、ホームズは悠然と...そして静に呟くのであった。


ホームズ「虚式...『灰被(かいかぶり)』」

灰色の大きなエネルギー弾が触れた周囲の物体をえぐり取りながらジュラル星人めがけて放たれる。


やがて、両者の技は激突するものの、灰被の前では成す術もなく削り取られていくように押し込まれていった。ジュラル星人は右腕を地面から引っこ抜き体を反らしてかわそうとするも間に合わず。右腕と右上半身の一部がえぐり取られてしまったが、コアが無事であったため何とか一命をとりとめた。しかし、その容体は口から吐血し瀕死の状態であった。


ホームズ「勝負ありだな。これ以上やれば死ぬぞ!?」


ジュラル星人「まだだ。まだ終わるわけにはいかない。」

ジュラル星人は最後の力を振り絞り体を再生させていく。


ホームズ「ならこっちも最後の”奥の手”見せてやるよ」


そう言ってホームズはアクトギアのセレクトボタンを押し、こう言い放つ。


ホームズ「アクターズセレクト『しおるのしおばな』」


そしてホームズは勢いよくカチンコを叩くのであった。


             「頭の中にVIVANの原稿」(中編)完





拝啓、阿修羅へ いえ読者へ。


俺はファイティングコンピュータだ。ウォーズマン!?俺の素顔を見て笑わなかったのはとてもうれしい。何か困った事があれば言ってくれ、何かあればこの俺の鉄の爪『ベアークロー』で貫くからな。VIVANTがAIハヤトで来るなら、対抗してウォーズマンで攻めてみようと思った次第だ。私はウォーズマン、人は俺をファイティングコンピューターと呼ぶ。


このネタが気になる方は頑張って探してくれ。


これを君たちが読んでいるとき、恐らく彼はまだ茶番回後編を書いているだろう。知らなかったんだ。バトルものを書いたことがなかったからなのかな?頭の中で描いたバトル描写を文字に落とし込むのがこれほど難しいとは思わなかったんだろう。彼はいま後編を書いているから、代わりにこのウォーズマンが謝罪がてら登場したといったところだ。ファイティングコンピュータである俺が進捗度合を計算したところ、後編は、9月中には投稿できる予測だ。そうじゃないと???の進行に支障をきたす可能性があるからね。


それでは、もう少しだけ待っていてくれ。なぁ~に、VIVANTを3週間待てる君たちなら、きっと待てるはずさ。


以上、ウォーズマンからでした。人は俺をファイティングコンピュータと呼ぶ。またね~~~

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