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無人の町

 私は目覚めると、見知らぬ街にいた。人が一人も見つからない。廃墟のようになった街だ。無人の街。そう言っても過言では無い。

 私は何をすべきだろうか。現時点では分からない。調べてみる必要がある。

 店らしき建物を見つける。しかし、どうやら鍵がかかっているのか開けることはできない。店内には何も無いのかもしれない。

私は何故か店のことが気になり、建物を一周することにした。

すると、裏側にはレバーが有った。何故なのかは分からない。

けれど、レバーを下げるのに迷いは無かった。自分でも分からないが。

 レバーを下げるとガシャンと言う音が聞こえた。何かが作動した音のようだった。

店の前に戻ってみる。すると店の向かい側に宝箱が有った。中身は何だろうか。

 私は宝箱の元へ向かうと、迷うことなく開けた。先ほどからだが、迷いや躊躇が感じられない。どういうことなのだろうか?

そのことを考えるのは後にしよう。宝箱の中身は一個の鍵だった。何かの役に立つかもしれない。とりあえず持っていよう。

 私は来た道を戻る。すると、そこに有ったのは店である。当たり前の話だが。

だが、水流の音が聞こえ始める。マリオ64の水浸しの町のことを思い出す。どうして思い出したのか分からない。けれど、何か関連が有るのだろう。

しばらく思い出に浸っていると、筏が現れ始めた。ってか、何故か筏が自動で動いている。本来ならば有り得ないことだ。

 水流もいつの間にか止まっていた。この筏に乗れということか。

 私はタイミング良く筏に乗る。その先には塔が有った。もしかしたら、この鍵は塔の鍵なのかもしれない。

 筏は塔の前で止まった。そう言えば、丈夫な筏だったな。下手したら、縄が解けていた可能性も有っただろうに。

私は筏の作り手に感謝した。感謝することは大切である。

 感謝し終えると、塔のほうへと向き直り、鍵を使って扉を開けた。そこに有ったのは登りの螺旋階段である。

この階段の先には何が有るのだろう。もしかしたら、この無人の街からの脱出に違いない。そうだとしたら、一体何が有るのだろうか。

螺旋階段の屋上に登ると、私は何故か分からないが気を失った。

この無人の街から脱出できると思っていたのにーー。


ーー次に私が目を覚ますと、そこに有ったのは墓だった。辺りを見渡すと墓場のようだ。今度は墓場の入り口に行かなければならないのか。

ハハ、まるでゲームの世界ようだ。私はもしかしたら、ゲームの世界に閉じ込められたのかもしれない。

なら、ステージクリアを目指すとしよう。それが今の私にできることなのだからーー。

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