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新たな雑草たちの詩
雑草は伸びた。そのまま年月が過ぎ去った。
そして今、雑草は増えていく。新たな草を伴って。
それは死蔵されていたもの。日の目を封じられていたもの。
されど、土の下に蒔かれた種が芽吹くように、その雑草たちは生え出てくる。
昔に書かれた話たちが、産声を上げるかのようにして。
文月の時に次々と伸びていく。葉月の時を通り越して。
そして、そのまま100話を目指して、紡がれ束められていく。
丘のような短さで。しかし、あらゆるジャンルを含ませて。
雑草は刈られゆく。伸び切ったままは許されないかのようにして。
雑草は束められていく。その先はどうなるのか。誰も知ることはできない。
新たな100話を目指して、夕暮れの時に放たれていく。
誰もそれを阻めることはできない。止めることはできないもの。
矮小なるものに、誰も目を留めることはしないのだから。
気付いた時に、100話へと達しているものであるが故にーー。




