第二話「金がない?ならエンカウントだ!!」
とりあえず杏奈をほっといて学校に行くことにした修司であったが玄関にて人生最大の危機を迎える。
「財布がねぇ・・・・」
ポケットにあるはずの財布が無い。昨日までは確かにあった財布が現在は無い。
中学生が笑って歩いている朝の和やかな投稿風景だ。そして唐突に中学生にぶつかる人間がいた。
「すいませ・・・・ひ!」
「てめぇ何ぶつかってんだ?おい!」
天瀬修司である、唐突にぶつかり中学生に絡んでいる。
「骨折れちゃったよ!いてぇ!おい有り金置いてけや?」
しかもかなり昭和臭い絡み方だ・・・・
「ひぃ・・やめてください!」
「うるせぇ金がねぇんだよ!早く出せ!今すぐ出せ!とっとと出せ!」かなり自棄になっている。
「君?何やってんの?」
声をかけられ、後ろを振り向くと、警察が居た。
「・・・・!」
警察に修司が驚いている。現在絶賛カツアゲ中の修司はそりゃあ驚いた。
「えぇ〜と・・・・ジャブ○ーに散れ!」
いきなり修司が警察に某有名ロボットアニメの名シーンを叫ぶ。まぁ実際はただの喧嘩パンチだが、警官には効いたようで割りと吹き飛ぶ。
「流石に駅前はまずい!」
修司は一目散にその場を後にした。
「やった100円ゲット!!」
修司は自販機のしたを覗き100円を手に入れていた!
「これでジュースが飲める!」
修司はかなり恥ずかしげもなく喜ぶ。
「学校どうしよう・・・・」
「やっと見つけたわよ!!」
声がしたので上を向くと、そこには箒に立つ自称魔法使いが立っていた。現在の状況を説明するとこいつは公衆の面前で箒に立っている。ただ立っているだけなら俺も文句はない。だがこいつは浮いてるのだ。
「全く!!妻を置いていくなんてって居ない!?」
修司は全力疾走で逃げていた。
「ふ〜んあたしから逃げようなんていい度胸じゃないのぉ〜」
直後に杏奈は速度をあげ修司を追う。その姿はまるで金色の弾丸である。そしてそのまま金色の弾丸は修司に突撃をかける。杏奈はぶつかる直前に離脱し宙返りし着地する。
そして最大まで加速した箒はそのまま修司に激突した。
「やり過ぎちゃったかな・・・?」
辺りには煙が立ち込めている、そしてその中から修司が少し埃をかぶり出てくる。
「修司!!信じてたわよ!!」
杏奈は修司に抱き着こうとする
「ぐぁぁぁぁぁ!!死ぬかと思った!!」
割りと平気な修司であった。
「つーかてめぇ俺を殺す気か?あぁ?嫁にしろとかほざくは殺そうとするわ」
修司がいい加減キレて公園にて怒鳴りつけるが杏奈はいきなりMP3の電源を入れ始める。全く聞く気がない。
つづく




