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第2話 Eクラス

本編2話目

速斗君はこれからどんな学園生活を送っていくのでしょうか。

波乱!?それともハーレム!?

…まあ、そんな展開が来ても上手くかけないでしょうけど

 俺は今とてつもないピンチに巻き込まれている。

 どうしたらいいんだ…。

 誰か、俺を助けてくれえーーーーー!!!!!


「なあなあ、お前最低ランクの能力なんだろ?それが生まれた頃から発現してたなんてすげえな」

「だよね!生まれた頃から発現してたっていうのは聞いたことないし詳しく教えてよ!」

「僕の質問にも答えてくれないかな?」

「俺も俺も!」

「ねえ、私が先なんだけど!」

「えっ!僕が先だよ!」

「私!」

「俺!」

「僕だ!」


「「「ぐぬぬぬ…」」」


 とまあ、こんなふうに質問攻めというピンチにあってるわけだ。

 元々コミュニケーション能力なんてものは俺にはほとんど存在しない。

 せいぜい簡単な会話なら知らない人とでも出来るってくらいだ。

 まあ、必要に応じてなら会話を成立させられる自信はある…いや、少しはある

 …ん?

 ならコミュニケーション能力あるのか?

 …まあそんなことはどうでもいいんだが


「まあまあ、落ち着けよお前ら。俺達はまだ自己紹介すらしてないんだぞ?」

「まあ、それもそうだな。じゃあ俺から自己紹介させてもらうぜ。俺はー」

「お前らー、席につけー!」

「おっと、先生が来たか。自己紹介後でだな」

「ああ、そうみたいだな」


 なんとか質問攻めは一時逃れれたようだ。

 さて、先生はどんな人かな…。


「俺がEクラス担任のアラン・ノーブルだ。厳しく指導していくつもりだからきちんと着いてこいよ!」

「えっ、アラン先生!?」

「ん?おおっ、速斗か!入学式以来だな。これからは俺がお前を鍛えてやるから覚悟しろよ!」

「はい!よろしくお願いします!」


 よかった…。

 知ってる先生だった。

 まあ、もう1人俺の試験を見てくれた先生もいたがあの人は苦手だからアラン先生でよかった。


「よし、じゃあ自己紹介からしてもらおうか。やはり最初はきちんと自分を紹介しないとな」


 自己紹介か…。

 何言えばいいんだ?

 俺は特に何も特技とかないしな…。


「じゃあ、君から行こうか」

「わかりました。僕の名前はクロード・ブラウンです。クロードって呼んでください。趣味は読書、特技とかは特にはないです。僕のディユ・グナーデは炎生成(フレア)です。これからよろしくお願いします」

「じゃあ、クロード君に質問がある人はいるか?やはり最初のうちは早めに相手のことを知っておくことが大切だ。聞きたいことがあるやつは手を挙げてくれ」

「……。特にはないようだな。じゃあ次だ」

「俺の名前はアッシュ、アッシュ・レオンだ。アッシュでもレオンでもなんでも好きなように呼んでくれ!趣味は特にないが特技は裁縫だ!制服とか縫えば直せるような物なら俺に持ってきてくれたら完璧に直してやるぞ!…まあ、こんな見た目で裁縫が得意と言われてもなかなか難しいだろうけどな。俺のディユ・グナーデは速斗と同じで身体能力強化(ソーマ・シュテルケン)だ」

「質問あるやつはいるか?」

「…じゃあ俺からいいか?」

「おっ、速斗か。なんだ?」

「普段どんなトレーニングをしてる?どうしたらそこまでの身体が作れる?」

「んー…特に何もしてないぞ?強いて言うなら家の手伝い、かな?」

「家の手伝い?」

「ああ、俺の家って農家なんだけどさ、やっぱり人手が足りなくてね。俺も手伝ってたんだよ」

「なるほど…農業か…。ありがとう、参考になった」

「こんなことでいいのか?」

「ああ、サンキューな」

「おう!」

「他に聞きたいことあるやつはいるかー?…いないようだな。じゃあ次はそこの女の子」

「はーい。えーと、私の名前はミーナ、ミーナ・ランベルト。家名は好きじゃないからミーナって呼んで。特技は調合、かな。色々薬草とかを調合して色んな物が作れるよ。趣味は特技から転じて薬草集めだね。私のディユ・グナーデは回復小(ヒール・シリヤ)だよ」

「質問があるやつはいるか?」

「じゃあ、僕から。こんなこと聞くのは失礼かもしれないけど、ミーナってもしかしてあの没落したランベルト家の?」

「おいっ!それは聞いちゃいけないだろ!」

「いいんだよ、アッシュ君。クロード君…うん、そうだよ。私は没落したランベルト家の一人娘。お父様とお母様は今何してるかは知らない。多分どこかで生きてるはずだけどね」


 ミーナは苦笑いを浮かべながら話してくれた。


「ごめん、聞くべきじゃなかったね」

「ううん、こちらこそごめんね。大丈夫!私は気にしてないよ。むしろ聞いてくれてありがたいかな。隠してることはない方がいいもんね!」

「…うん、そう言ってもらえると助かるよ。これからよろしくね、ミーナ」

「うん!よろしくね、クロード君!」

「クロード、今のはちょっといただけないな。きちんとモラルに従った質問をするべきだぞ」

「はい、すいませんアラン先生。これからは気をつけます」

「うん、気をつけろよ」


 とまあ、こんな感じで自己紹介が続いていった。

 なかなか面白いメンバーが揃ってるみたいだ。


「じゃあ、最後に速斗!」


 おっと、俺の番か。

 何を言おうか…。


「えーと、俺の名前は神薙速斗。歳は十五…って知ってるか。特技と言えるものでもないが結構反射神経とか反射速度はいい方で、よく頭がきれると言われるかな。趣味は戦術構築、トレーニングってところ。知ってると思うけど俺のディユ・グナーデは身体能力微弱(ソーマ・シュテルケン・シュヴァッハ)だ」

「よし、速斗に質問あるやつはさっきたくさんいたからな。休憩時間とかにでも聞いといてくれ。じゃあ、これからの授業についてだ。よく聞いておけよ。まず、一年のうちの前半は基本座学となる。世界の歴史からアントリューについて、それとディユ・グナーデの扱いについて。これらを主として座学を行う。時たま戦闘訓練も入ってくるな。そして、その戦闘訓練が主となるのは一年の後半から。そして、ランキング戦が始まる。ランキング戦で共に戦うメンバーは六人。それは夏休みが終わってから発表される。心しておけ。」


 つまり、夏休み終わってからチームメンバーにコンタクトして早々にメンバーの特徴、癖などを理解し、戦術を組み立てなければならないってことか…


「先生!」

「ん?なんだ、速斗」

「準備期間ってのは設けられているんですか?」

「ああ、戦闘訓練が主に準備期間となるな。一年後半の四分の一、つまりランキング戦が始まる前までは各々のクラスで戦闘訓練をするがそれが終わればランキング戦を共に戦うメンバーとの戦闘訓練となる。にしてもいい質問だ。聞いてくれて助かった。忘れるところだったからな」


 …足りなさすぎる。

 やはり夏休みが終わった直後に全員にコンタクトして集会か何かを開かないと。

 メンバー六人全員の戦力を吟味するには最低一ヶ月はかかるな。

 よし、夏休みが終わればすぐに行動を開始するか。


「じゃあ今日の連絡事項は以上だ。起立!礼!」

「「「「ありがとうございました!」」」」

「明日からビシバシしごいてやるからな!覚悟しておけよ!じゃあ解散!」


「明日からもう本格的に授業始まるのかー」

「私ついてけるかな。ちょっと自信ないかも」

「うん、僕もだよ…」

「おいおいお前ら、そんなことじゃすぐ学校辞めるハメになるぞ」

「まあ、確かにそうなんだけどさ。やっぱり私達Eクラスは最弱のクラスだからね。ちょっと下を見る目で見られたりするのかなって思うとやっぱり嫌かな」

「それは仕方ないさ。でも俺達にはそれぞれ違った個性があるしそれを活かせれば生きていける。そうだろ?」

「…うん、そうだね。僕頑張るよ」

「私も精一杯やってみる!」

「その意気だ…ってやべ!俺今日約束あったんだ、じゃあなみんな!また明日!」

「おう、また明日速斗!」

「またねー!」

「ばいばい、速斗」

「おう!」


 今日は俺を含めた三人の幼なじみで食べに行く約束してたんだった。

 ちょっと忘れかけてたな、危ない危ない。

 もし約束忘れてましたーなんて言ったらあいつがどんなに怒るか…考えるだけでもゾッとするな。


「よし、急ぐか。身体能力微弱(ソーマ・シュテルケン・シュヴァッハ)発動!」


 そうしてディユ・グナーデを発動した俺は今の俺が出せる最速で紅く染まる空を背に向け走り出した。


 これからどんな学園生活が待っているのか、不安と期待に胸を踊らせて…。

Eクラスメンバー登場

名前がなかなか浮かばないというまさかの事態に悩まされました笑

この4人のメンバーで速斗君は学園生活を送っていきます。

ランキング戦のメンバーは既に考えておりますので楽しみにしておいてください笑

新キャラが確実に登場します。





…あれ?まだまだ夏休み終わらないのになんでメンバーの新キャラ考えたんだろ?

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