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異世界戦記  作者: トマト
b班国外へ
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神社

黒い物体というものは怨霊であり,事故を起こす根源だろうか。


黒い物体は私の首を掴まられ拝殿の外へと投げ出された。


私はは少しの間立てなかった。頭からは血が出て右手で抑える。鼻血も出ているようだ。背中と脚が痛い。打撲だろうか。


「ジョン!!」

更科の声がするが遠く感じた。意識もとおのくかんじだ。だがここで死ぬわけにはいかない。アドレナリンが溢れ出したような気がした。


真っ先にホルスターからm1911を取り出した。カスタム化したm1911。15発入りでダットサイトも装備した新調物だ。早速だが黒い物体に対し発砲した。


当たった際血液のようなものが噴出したが、ダメージにはなっていないようだ。黒い物体は再度私に近づくが、更科はすんのところで止めに入る。

黒い物体は引いた。


「隊長なのにだらしがないですよ」


「あぁまったくだ。武器をくれ」


更科はダガーナイフを生成してジョンに渡す。


私は拳銃とダガーナイフで戦うことにした更科はいつもの剣を出して戦う準備はできていた。

私は鼻血を手で拭き取る。


更科は黒い物体に立ち向かう。黒い物体は剣を受け止める。その間に私は右に回り込んでる間4発撃った。ダメージは入っていない。


もちろんわかっていた。更科の支援にになればいいと思った。


黒い物体は左頭から,手が伸びてきた。私の方に向かう。私はマガジンをリロードした。


私は黒い物体の手を撃った。手は弾け飛んだ。

ただの弾ではない。炸薬弾だ。


「あっちばかりに集中してるんじゃない?」


更科は黒い物体を追い詰める。避けるのが精一杯らしい。

「逃げてるだけじゃ勝負にならないでしょ!」


更科は剣を大振りする。黒い物体は後ろに周り、回し蹴りをして更科の頭を強打した。間髪入れずもう1発腹に食らわせ、拝殿まで吹っ飛んだ。


止めを刺そうと黒い物体は更科に何かを投げようとしたが私は銃で撃って間一髪止めた。黒い物体は私の方を見て近づく。もう弾はない。ダガーナイフだけでやるだけだ。


黒い物体からの攻撃は避けるので精一杯。次の一手は読めなかった。


私だってかわすだけではなく応戦する。近接戦闘は効くらしい。私の渾身のストレートが黒い物体に決まる。少しよろめく黒い物体。そこからは私のラッシュと黒い物体のラッシュだ。

私は更科のダガーナイフを刺しただが抜けなかった。効いているらしい。私は叫ぶ。


「更科!!!」


「どりゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!」


更科は飛び起き、大ジャンプをしてドロップキックを見した。


そしてダガーナイフを蹴り黒い物体の心臓部分まで入った。黒い物体は灰になり消滅した。


「終わった」

私はそう言い地面に尻をついた。更科は仰向けになった。でかいため息をした。しばらく2人は動けなかった。帰ったのは日が沈みかけてきた時。



「だから隊長は包帯を巻いてるのですね」

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