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【プロローグ】転移の仕方、せめてこだわりたかった

はじめての投稿です。ゲーム好きの冴えない主人公が、知識だけで異世界を生き抜く話です。よろしくお願いします

今日も退屈な授業・いつもと変わらない風景。ノートはとっているが半分も理解できない。


 竹中ハルキ、十七歳。身長は平均以下、顔は地味、成績はクラス三十二人中の三十一位。運動は壊滅的で、女子に話しかけたことは中学以来一度もない。


 唯一の趣味は、ゲームだ。


 放課後も、休日も、飯を食いながらも、ゲームをしていた。RPGが特に好きだった。自分がどこにでもいないような英雄になれる気がして。現実では何もできなくても、画面の中では――まあ、それなりに。


 (親も期待してないんだろうな、とは思う。「落第だけはするなよ」が、うちのオヤジの口癖だった。夢とか、将来とか、そういう話は一度もしたことがない。)


 家に帰って、カバンを投げ捨てて、すぐゲームを起動した。今日クリアしたいダンジョンがある。ラスボスの手前まで来ていた。


 モニターが光った。


 それが最後の記憶だった。


続きは第七章まで書いてあります。定期的に投稿予定です。感想いただけると励みになります!

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