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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約11年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

血与騎士物語~剣は銃よりも強し~

作者:安乃丈
 俺がいるこの場所は、『アリラトス大陸』の『カミアズマ』というらしい。わけが分からないが、気付いたら俺は元いた世界からこの世界に飛ばされていた。着の身着のまま飛ばされたおかげで寝泊まりする所も、飯を食う金すら無い。すっかり困り果ててしまったが、この世界にはどうやら誰でも簡単になれる職業があるらしい。

 と、言うことで俺は今、鬱蒼と繁る森の中に身を潜め、機関銃を握りしめながら仲間達と一緒に十メートルほど先のターゲットを取り囲んでいる。
 誰でも簡単になれる職業、それは『傭兵』だった。
 ターゲットは軍服を着た一人の女性。少女と言っても差し支え無さそうな年齢の女だ、それこそ俺と同い年くらいの。彼女に恨みは無いが、俺が明日も飯にありつく為にはこうするしかないんだ、許してくれよ。

「こんなとこにまで来てるなんてね」

 少女が呟き、焚火へ新しい薪をくべる。その薪がバチバチと音を立てる。 これが合図となった。俺は銃のセーフティを解除し、まだ年端もいかぬ少女へ銃弾を叩きこみ、そして――。
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