血与騎士物語~剣は銃よりも強し~
俺がいるこの場所は、『アリラトス大陸』の『カミアズマ』というらしい。わけが分からないが、気付いたら俺は元いた世界からこの世界に飛ばされていた。着の身着のまま飛ばされたおかげで寝泊まりする所も、飯を食う金すら無い。すっかり困り果ててしまったが、この世界にはどうやら誰でも簡単になれる職業があるらしい。
と、言うことで俺は今、鬱蒼と繁る森の中に身を潜め、機関銃を握りしめながら仲間達と一緒に十メートルほど先のターゲットを取り囲んでいる。
誰でも簡単になれる職業、それは『傭兵』だった。
ターゲットは軍服を着た一人の女性。少女と言っても差し支え無さそうな年齢の女だ、それこそ俺と同い年くらいの。彼女に恨みは無いが、俺が明日も飯にありつく為にはこうするしかないんだ、許してくれよ。
「こんなとこにまで来てるなんてね」
少女が呟き、焚火へ新しい薪をくべる。その薪がバチバチと音を立てる。 これが合図となった。俺は銃のセーフティを解除し、まだ年端もいかぬ少女へ銃弾を叩きこみ、そして――。
と、言うことで俺は今、鬱蒼と繁る森の中に身を潜め、機関銃を握りしめながら仲間達と一緒に十メートルほど先のターゲットを取り囲んでいる。
誰でも簡単になれる職業、それは『傭兵』だった。
ターゲットは軍服を着た一人の女性。少女と言っても差し支え無さそうな年齢の女だ、それこそ俺と同い年くらいの。彼女に恨みは無いが、俺が明日も飯にありつく為にはこうするしかないんだ、許してくれよ。
「こんなとこにまで来てるなんてね」
少女が呟き、焚火へ新しい薪をくべる。その薪がバチバチと音を立てる。 これが合図となった。俺は銃のセーフティを解除し、まだ年端もいかぬ少女へ銃弾を叩きこみ、そして――。
暗い夜の森の中で
2014/04/16 00:00
出国~バランセン『クリーク』
2014/04/17 23:00
(改)
ファーストコンタクト
2014/04/19 23:00
(改)
旧住宅地の闘い
2014/04/21 00:05
夕暮れに染まる旧住宅地(戦場)で
2014/04/23 22:18
一日の終わり
2014/04/26 22:15
待ち伏せ
2014/04/30 23:13
(改)
バランセン出国~帰国
2014/05/03 22:10
カミアズマ軍最大基地『イナミナル』~血与騎士入団試験
2014/05/08 22:04
(改)
騎士任命
2014/05/11 01:10
残存兵力討伐作戦
2014/05/17 01:33
(改)
『覚悟』
2014/05/18 01:12
カザマ流の闘い
2014/05/25 01:03