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242 練習メニュ―を決めよう(その7)

<ゴン>


オレが蹴ったサッカーボールがゴールポストに当たった


そしてサッカーボールがコロコロと足元に転がって帰ってきた



うん、人間やろうと思えばできるものだな





「なあなあなあ、オレもやりたい!」


小川が目をキラキラさせて言ってきた


・・・どこかの海賊船の船長を思い出すのはオレだけだろうか





まあそうだろうな


蹴ったボールがゴールの上のバーにぶつかるとは思わないものな


いや正確にはぶつけられる、だ


それをやったオレは尊敬されてもいいと思う


・・・今の所タダの一回きりのマグレなんだがな






時間を少し戻そう


無事にサッカー部を作ることができたので練習メニューを決めた


サッカーは走る蹴る守ると忙しい


だから練習は色々とやらなければならないこと一杯だ




今回は、シュートする、ドリブルするといった数多くのなかから特に重要なシュートの練習について話をしよう






オレは課題として得点力の強化をあげた


憶えているかな?




まあ憶えていなくてもいいんだけどな


オレのゴーストが囁くではなくて、ノートに書いてあるからな




サッカーというのは相手よりも一点でも多ければ勝つ競技だ


だからオレはシュートに力を入れることにした




さてここで問題だ


キミならどうする?


制限時間は10秒だ


さあ考えてみよう!




・・・ただ教えているだけだと身に付かないんだよ


要所要所で考えることを強要することで身体に叩き込む


これが未来の教育方法だ


憶えておくとよいと思うぞ?




・・・もしも役に立ったら30秒くらい感謝してくれ


オレの善行ポイントが溜まってスキルが獲得できるからな(嘘です)





こほん


失礼


オタクは息をするようにオタクネタを会話に突っ込むもんなんだよな




話を戻す



練習内容として考えたのが冒頭のやつだ


サッカーゴールのバーに当てるってやつ




いやよくあんな狭いバーに当たったものだと思う


いややったのはオレなんだがな


どこかの騎士のようにノリツッコミしてみた




元ネタは某魔法少女がサッカー選手に変身したやつだ


名作だから探してみて見ると良いと思うぞ?




初めてTVで見た時は子供心に


『いやないない!』


と思った




でも実際にやってみると結構できるものなんだな


・・・マグレだったけど




でもなんかサッカー部の面々には勘違いされているような気がする


これが本当の勘ちがい系というやつだ





・・・実力がショボイってバレた時は土下座すべきですかね?

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