表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

枝野幸太への聞き込み

第5話 枝野幸太への聞き込み

 この五人の中に犯人がいる確率が高いが、結構わからないもんだな。

 髪留めの活用性と可愛さから盗んだなら、女子の二人だが、被害者女子に好意をもっている、もしくは恨みや妬みがあるとすれば、男子の可能性もある。本当になんで首突っ込んじゃったかな。

 朝のホームルームが始まり、調査は一時的に止まり、一時間目に入った。

 容疑者それぞれを見ていると、やはり行動に特徴がある。宮島智仁は、授業にも真面目に取り組んでいるが、周りとも仲良く話をしている。右利きで、笑うと同時に首を触る癖がある。

 米澤美苗は、朝練後だったのか寝ている。ただし、足に気を使っているのか姿勢がいい。

 西崎清太は、周りと話したり積極的に発言したりはしないが、授業は真面目に聞いている。左利きだ。

 森川スズは、人気の人と違って大きく発言はしないが、仲のいい友達と話している。文字を書くときに首が左に傾いている。右利き。

 枝野幸太は、授業に真面目に取り組んでいるとは言えないが、みんなの笑いをとっている。右利き。書くときに、姿勢が悪い。

 あまり調査に関係ないが、メモして損はないだろう。誰かが犯人だとするなら、犯人の特徴を見たって人がいれば、話が変わってくるのだけど。

 無くなったであろう時刻は、教室に誰もいなかった映画を見ていた四時間目だろうか。でもその時なら、全員いたような気がする。本人に、最後にいつ見たのかを聞く必要があるな。

 休み時間、私は被害者本人に、最後いつ見たのかと尋ねた。

 「確か、朝準備をしている時に見たのが、最後だったと思う」

 朝か、犯行時刻は、約四時間だといえるか。あの日の授業と言ったら…。二時間目が美術で移動だったな。これを含めると怪しいのは、二時間目と四時間目になる。

 私は、犯行時刻を三人に話した。

 「確か枝野さ美術の時って、遅れて来なかったか?」

 「あ~そういえば、トイレに行ってましたって遅れてきたよね。でも私、枝野じゃない気がすんだよね~」

 「なんで?」

 「だってあいつ、バカじゃん」

 「それお前が言うのかー?」

 カメの言ったことがそんなにもおかしかったのか、いつもなら寝ているエイが反応した。でもエイの反応は、正しいと思った。でもそう言われると、枝野が怪しくも怪しくなくも思えてくる。確かにあのいつもおちゃらけてバカしてる人が、盗みなんてする考えが出るとは思えないが、そんなこと私たちの知る彼だからであって、本当は結構考えているかもしれない。

 とりあえず私たちは、一番可能性の高い枝野幸太の話を聞くことにした。私たちが話しかけたとき、なぜか少しよそよそしい感じもした。

 「俺は、断じてやってねえよ。盗む意味がないしな」

 きっぱりと自分の主張を言ったが、確かに盗む意味がない。枝野があの女子を好きでも恨んでもいないと思うし、髪留めを盗んでも坊主頭に着けることはできない。

 「じゃあ美術の時間、なんで遅れてきたんだ?」

 「トイレに行ってたんだって、あの時言ったろ?。そうだ!トイレから教室に戻るまでと、美術室に行くまでに、先生とすれ違ったんだよ。疑うんなら、その先生に聞いてくれよ、確か社会科の先生だったから」

 怒り気味に突き返され、何とも言えなくなった私たちだが、逆上されても困るので「わかった」とだけ言って、カメといやいやのエイに社会科教室に行ってもらった。

 その間に私とタカは、宮島智仁に話を聞きたかったが、女子からの人気もあり「宮島くんがそんなことするはずがない!!」と女子たちに阻まれてしまった。

ほんまにすみません。体調崩して数日投稿ができていませんでした。今後気をつけます。今回の話は、容疑者の1人の話でした。次回は2日後予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ