機嫌悪い人、良い人
香取さんから、喫煙所に呼ばれた。
『所長から、話がありました。異動の件、私1人になるらしいです。本当に頭にきますよ。あのハゲー』
香取さん、あのハゲが決めた訳ではないと思うけど。
そんなに興奮しなくても。
『所長の他、人事とかも絡んでるからね。俺もびっくりだよ。明日からお盆休みなのにね』
『そうですよね。結局、私と他部署の人で配送部にですよ?人見知りですから、嫌ですよー。知らない人は。』
『誰とは、決まってないみたいだよね。お盆休み明けに詳しく話をするらしいけど、どうなるのでしょ?俺も気になるよ。香取さんの人見知りを知ってるからさあー』
タバコをもう1本。自動販売機から、香取さんにコーヒーを渡す。
無言で、会釈。
『そこですよ。千葉さんが居れば、頼もしいかったんですけど、嫌だなー。本当に』
本当に嫌そうな顔をしてるのね。香取さん、顔に出やすいからな。後は、良い人が来てくれればって、願うよ。俺も。
『すいません。愚痴聞いてもらって、千葉さんも被害者なのに。仕事戻ります』
『俺は、大丈夫だけど?香取さん、もう1本吸ったら?』
『結構です』
喫煙所の扉をバーン。機嫌悪いな。
そろーと、俺も仕事しよ。
香取さん、定時ダッシュして帰ってるーw
今日の香取さんは、ヤバいね。一緒に飲みに行ったら、帰れないくらい、愚痴を聞かさせられる。
さて、俺も島田さんと飯食いに行こうーと。
『仕事終わりましたよー。今、何処?』
『お疲れ様です。千葉さん。何処って?家よ。何時に終わるからとか、連絡するでしょうよっ普通』
『すいません。急いで仕事終わらせたかったので、連絡できませんでした』
『そんなに、私と飯に行きたかったの?いやらしい事でも、考えてたとか?変態めーw』
『否定は、しません。ただ、腹が減ってしょうがないのよ。昼メシカップ麺だけだったし』
『急いで用意するけど、8時までに千葉さんの家に、フライドチキン買って行くから、準備しておいてねーチキンしか買って行かないよー』
『飲みものとか、準備しておくから、チキン宜しくねー。俺の家に着く10分前位には、電話ちょうだい』
『オッケー、また、後でねー』
車で車なら、ジュースだよな。コンビニに寄って、ジュースとその他、色々買っていこう。いつも寄らない、コンビニがいいな。色々買うからw




