あーそうなるのねー
やっぱり、寝れない。早いけど、会社に向う。いつもより、45分以上早い。
取り敢えず、喫煙所に向う。
静かな一服。至福。
なんか、誰かが、喋りながら、入って来た。
所長だ。
『いや、そんな事無いから。そこは、もう少し考えた方がいいよ。ねっ、そう、そう、はい、そうだね。
今日は、お休みでいいから、良く考えてね。はい、はい、んーそうだね。では、夕方もう一度、連絡して下さい。はい、はい、宜しくお願いしますよ。はい、はーい』
うるさい。声がでかいな。
『いやー参ったね。大村さんが辞めたいってさ。』
『えっなんでですか?』
『いやー、昨日、大村さんがミスってみんなに迷惑かけたって言っててさ、それで自信なくしてって言ってるけど、千葉さん、実際どうなの?』
『確かに、ミスでスケジュール変更がありましたけど、何とかなりましたよ。誰しも通る道ですよ。気にするなって言いましたけどね。だけど、昨日、ずーと、謝り続けてましたね。そこまでの事では、ないのですが』
『いやーそれぐらいで…いや、本人は、相当のダメージを受けてるみたいだよ。千葉さん、他に何か、ない?』
『あるとしたら、彼女と喧嘩してるって事くらいですかね?私が知る限り』
『多分、そっちだよなー。色々重なって、嫌になったってパターンだな。良くあるやつだよー。取り敢えず、今日は、大村さんお休みね。』
『松山さんと香取さんに伝えてますよ』
『宜しくねー。本社に午後から行くのが憂鬱だよ。頭が痛いよ』
所長が喫煙所を出て行く。
そうなんですよ。俺も頭痛いよ。大村さん、辞めたいのねー。仕方ないよな。はぁ~引き継ぎはどうなるの?考えても、しょうがないね。でもなーもう少しでお盆休みだし、考えが変わる?いや、無理ですよ。無理。俺なら無理だよ。上司に言った手前、今更、やめるのやめるなんて、ありえないねー
所長、今日、本社って言ってたなーまぁー相談するよな。人事部の金沢さん辺りに、言って、総務の偉いさんとか話すだろうなー。本社かぁーしばらく、行ってない。何年前だろうな?ってくらいだ。
いやーまずは、資材部どうするって話。
人員補充からかな?俺なら、急いで資材部に製造部、最悪、営業部から補充だよなー。だけど、製造部も営業部も直ぐに、異動は出来ないだろうしなー
はぁーこの後、仕事か…やるしかないよな。




