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バツイチ男と猫一匹  作者: あかりや


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急げ!!

由香里がメガネだったな。昨日の夜は。

普段は、コンタクトなんだね〜

改めて、顔を見る。

携帯いじりながら、眉間にしわ寄せてる。

『何、見惚れてるの?まぁ〜しょうがないけどw』

『そうだね。メガネ姿を思い出しただけ』

『そうだねとか、言わないのよ、普通w』

何だよ、照れるなよ。こっちが照れるよ。

トマトジュース飲んで、タバコをもう1本。

『昨日、キスしたから?』

『えっ、覚えてる?マッマジで、覚えてるのかー』

『やっぱりねー、私も微妙だったけど、やっちまったかぁ~。智、動揺しすぎw』

『いや、動揺するよ、酔ってたけど、由香里とキスしたって、孝子おばさんに言えない』

『言う事でもないでしょ。別に減る理由じゃないんだからw』

『そういうのは、男が言うじゃないの?由香里は平気なの?』 

『平気よ。私はこ』

由香里の電話が鳴ってる

『ごめん、マッチーから』

由香里が覚えてるって、普通に出来る自信がねぇー

『ふぅー』

深呼吸して、落ち着け、俺。

『智、シャワー浴びて、帰って。マッチーが来るってから、急いで』

正味15分で、由香里のマンション出る。

『智、送っていけなくてごめん、連絡する』

『また』


マッチーがマンションに来るってなに?

ちょっと、智を家に帰ってもらったけど、掃除機かけて、智の着てた、服を洗濯機の中に入れ、お風呂も掃除。後、1時間以内に30分位で着くだろうし。

昨日の件でって、何?急いで掃除しないと。


『着いたよー、空けてー』インターホンがなる。

予定より、15分遅かった。ギリ掃除終わった。

『どーぞ』

お湯を沸かす。お茶の準備。

『昨日ぶりーw昨日は、ありがとうねー』

お土産でフィナンシェを持ってきた。マッチーは必ず、手土産を持ってくる。

『お菓子、ありがとうね。今、お湯沸かしてるから、ちょっと待ってて』

『はーい。昨日は、飲んだねー。タクシーに乗った時の記憶が曖昧だしw』

『マッチー、ピッチ速かったからねー、1軒目から』

『智くんに、失礼な事してなかった?』

『別に、平気だと思うよ。アイツ、気にしてないタイプだしw』

『よかったwいい男だったね。彼。気さくで面白いし、優しいし。』

『なに?マッチー好きになっちゃった?やめてよ、かめじゃないんだから〜

『…』

『えっ本気、ダメダメ、そういうの無しって言ったよね?マッチー本気なの?』

『かめじゃないけど、ワンナイト位は?』

『マッチーから、そんな言葉が出るとはねー。確かに優しい感じだし、気取らない性格だけど、そっち系はどうなんだろう?離婚して半年だからねー』

やばい。私、昨日キスしちゃったけど。私も急がないとなぁー色々(;一_一)

マッチーには、言えない。智を泊めてた事も。

『今度、それとなく、聞いてあげるよ』

『ぐっさん、よろしくwめっちゃ、タイプなのよ〜見た目も、性格もw』

1軒から、マッチーがそんな気があるかなって、思ってたよ。何となく。






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