表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
43/83

俺の出番

今日の俺は、違う。気合が違う。

前から、行きたかった店を予約した。

朝8時に起きて、朝飯を食べ、昼メシのイメージトレーニングをした。よし、完璧。


11時半に仲間と駅で、待ち合わせ。

『おいーす。まだ、15分前だよ。早くない?』

『館林こそ。電車が、丁度いいのが無くてさ。それより、奥さん元気?理沙ちゃんだっけ?』

『おー元気、元気。今日も朝から、仕事に行ってるよ。これ、オーストラリアのお土産。』

館林は、リュックの中から、小さい袋を出した。

と歩き出す。

『サンキュー。なんだよ。2人で旅行に行ってたの?仲がいいね〜羨ましいなぁ〜俺なんか、ずーっと仕事だよ。マジでどうにかしてくれぇー。』

『何いってんだよ、旅行に行くため、休日出勤しまくったんだよ。マジ10連勤とか、ありえねーって。飲み会とかも、行けなくてさ。』

『頑張れぇー。カスタマーサービスって、そんなんなの?。』

『違うよ、今回は、たまたま。体調不良の人が、複数いたからだよ。だから、今日、代休。』

『奥さん大丈夫とか、文句言わないの?』

『言わないのよ。奥さんも今日で、七連勤だし、仕事って、そんなもんでしょ』

『館林さん、尊敬するっすw結婚して、変わったな、あの、サボり魔のお前がね〜』

『色々、考えるしな。酒、タバコやめようとかさ。悩みのない、お前が羨ましいよ。』

『なんだよ、あるに決まってだろ、今も悩んでんだよ。仕事とか色々。』

『何?転職でもするの?』

『それも含めて、色々だよ、色々』

『まあーいいけど。それより、高崎、別れ、いや、離婚したって、聞いた?』

『何、それ、初耳ですけど?なになに、いつよ?館林、誰に聞いた?』

『俺も、先週だよ。奥さんから聞いたから、間違い無いと。昔から一緒だったから、仲良しだし、前々から、色々あるんだとよ。友達の俺には、言えない何かが、あるんだろうよ。まだ、高崎に連絡してないしね。そうだ!お前から連絡してくれ』

『ヤダ。なんて、連絡すんだよ。離婚した?って聞けねーよ。こういうのは、こっちから連絡するもんじゃねーんだよ。待つの』

変な雰囲気なまま、到着。


さて、飯食うか?俺は、激辛マックスのスンドゥブを頼む。館林は、普通のサムギョプサル定食だ。

『なんだよ、サムギョプサルって』

『豚肉の』

『そうじゃねー、激辛とほ、言わないけど、辛いの食えよっ館林』

『これ、食いたいし、いいだろぅよ。食いたもの食って』

イライラする。けど、我慢だ。俺に付き合って、ここに来てくれたんだった。

『まあーそれも、美味そうだからな。後でひと口くれ』

『ヤダね。お前は、激辛食っとけ』


15分くらいすると、サムギョプサルとスンドゥブ来ました!!

『ヨッシャー、食うぞ』

『大丈夫かよ?辛そうだぞ』

『俺、辛いの得意なんだよ。カレーとか麻婆豆腐とか、スゲー辛いの食ってるから、余裕だよ』と

食べ始めたが、3口目には、口の中が…

嘘だろ?食えねー。辛い、辛すぎる。だけど、館林に余裕って言ってるから、ここは、我慢。意地で食わねーと、何言われるか、わかんねーしな。

やべぇー動きが止まる。

『大丈夫か?汗だくだぞ。』

『うわーマジ辛え、きつい。カレーの10辛より、全然、辛えー』

『なんだよ。お前、余裕って言ってろ』

クソっ言ったよ。頑張って食べるが…

サムギョプサルを美味そうに食いやがって。

少しづつ、食べる。

『うわーもう無理。限界。駄目だ。口が痛えし、手が震える。』

『なんだよ、まだ、三分の一しか、喰ってねーだろが』

『そんなに言うなら、お前食ってみろよ、マジ、よく喰った方だと思うよ。』

『俺は、辛いのそこまでじゃないから、サムギョプサル出十分なの。分かる?』

『今日は、ゴホ、ゴホ。調子が、ゴホ悪いんだよ』』

ちきしょう、館林め。

『無理すんな、帰ろうよ、太田』

うなだれて、店を出る(*>_<*)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ